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一銭っていくら?現在の価値や明治・大正・昭和に発行された種類も解説

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2022.1.13

「断捨離していたら昔のお金が出てきたけど、いくらで売れるんだろう」
「古いお金って、どこで今の通貨に替えてくれるのか分からない」

古いお金を持っている方の中には、換金したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。昔の通貨の中には、希少価値のあるものや価値が上がっているものも多くあります。

一銭には、いくつかの種類があり価値の高いものがあることをご存知でしょうか。あなたの手元にある一銭も、高価買取してくれる可能性があります。

本記事では、一銭の現在の価値とその種類についての解説に加え、買取してもらう際のコツと買取におすすめの「グッドディール」について紹介します。

この記事を読んで、どのようなタイプの一銭が高価買取してくれるものか把握し、安心して買取に臨みましょう。

一銭の売却を検討している方は、この記事をぜひチェックして参考にしてみてください。

 

そもそも一銭とは?

そもそも一銭とは?

一銭は、1871年(明治4年)の新貨条例によって「1円の100分の1の通貨単位」として流通が始まりました。一銭とは、いくらで1円になるかというと、100銭で1円です。

しかし、第二次世界大戦末期からインフレが進み、1円以下の通貨単位である「銭」「厘」は現金単位としては意味をなさなくなりました。

そのため、1953年(昭和28年)「小額通貨の整理及び支払金の端数計算に関する法律」の制定により1円未満の紙幣や貨幣の発行が停止されました。明治から大正時代、そして昭和の3つの時代に渡って使われてきた一銭は、役目を終えたわけです。

現在は、為替や銀行の利子などでは120円20銭というように表記されることはありますが、実際に「銭」をやり取りすることはありません。

出典:1円未満のお金が使えなくなったのはいつからですか?|日本銀行
参照:https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/money/c24.htm/

昔の一銭はいくらくらいの価値があった?

昔の一銭はいくらくらいの価値があった?

現在では通貨として使われなくなった一銭ですが、昔の一銭はいくらくらいの価値があったのでしょうか。

明治時代に誕生した一銭ですが、当時の賃金水準は現在よりも低い状況でした。明治30年ごろは、小学校の先生の初任給で8円ほど、ベテランの工員や大工さんなどで20円ほどでした。

このことから考えると、一銭は250円ほどの価値があったわけです。あんぱんが当時一銭、うどんやそばが五銭〜七銭で売られていたことからも、一銭の価値がよく分かります。

一銭は現在いくらくらいで買い取ってもらえる?

一銭は現在いくらくらいで買い取ってもらえる?

一銭が、市場通貨として使われていた時の価値について紹介しました。当時は、一食分の食事ができるほどの価値があったことがお分かりいただけたことでしょう。

さて、当時の価値を把握したところで、現在使うことができない一銭がどれほどの価値があり、いくらくらいで買取してくれるのか、とても気になるところです。

驚かれる方も多いでしょうが、実は発行された年によっては、数万円の価値の一銭があります。

保存状態が良いものはもちろんですが、錆がついたものも骨董品としての価値があります。つまり、自然劣化した古銭のコレクターの方がいらっしゃるため、見つけた時にはそのままの状態で査定してもらうのが重要です。

一銭の種類と買取価格の目安8つ

一銭の種類と買取価格の目安8つ

さて、一銭と一口に言ってもいくつか種類があります。発行時期や貨幣の素材などによって、買取価格がいくらになるのか目安が分かります。

この一銭の種類の基本を押さえた上で、買取価格がいくらくらいになるのか把握し、検討の参考にしてみてください。

それでは詳しくご紹介します。

 

1:明治6年~21年発行の「竜1銭銅貨」

「竜1銭銅貨」は、明治6年〜21年に発行された最初の一銭硬貨です。

竜が描かれており、大きさは今の500円硬貨と同じくらいです。比較的安価で手に入りやすい硬貨で、未使用品や保存状態の良いものは1万円を超えるものもあります。

 

2:明治31年~大正4年発行の「稲1銭青銅貨」

明治後半から大正4年に発行された「稲1銭青銅貨」ですが、大きさは現在の500円硬貨ほどで稲穂が描かれています。

発行枚数が少ないという理由で、保存状態が良いものであれば3,000円以上の買取価格になるものもあります。

 

3:大正5年~昭和13年発行の「桐1銭青銅貨」

大正5年〜昭和13年に発行された「桐1銭青銅貨」は、表が唐草模様で裏は桐が描かれているのが特徴です。

このタイプの一銭は、保存状態はもちろんですが、発行年によって買取価格に差が出ます。この中でも昭和5年発行のものは、買取価格が1万円を超える場合もあります。

 

4:昭和13年発行の「カラス1銭黄銅貨」

「カラス1銭黄銅貨」は、昭和13年の1年間だけ発行された一銭硬貨です。その割には、発行枚数が多いのが特徴です。大量に発行されたものは、価値が下がる傾向にあります。

買取価格は、未使用のもので120円前後、そうでないものでも20円〜30円ほどです。

 

5:昭和13年~15年発行の「カラス1銭アルミ貨」

昭和13年〜15年に発行された「カラス1銭アルミ貨」は、軍事物資調達という理由で、カラス一銭黄銅貨に取って替わった、素材違いの通貨です。

特に昭和14年発行のもので、四の中が「ル」に見えるものは「ル四」と呼ばれるのですが、角張って見える「角ル」よりも買取価格が高くなります。

 

6:昭和16年~18年発行の「富士1銭アルミ貨」

「富士1銭アルミ貨」は、富士と菊が描かれた硬貨です。昭和18年発行のものには、重さが0.65gのものと0.55gのものがあります。

未使用のものであれば20円〜70円ほど、並みのものでは1円〜10円ほど幅があります。

 

7:昭和19年~20年発行の「1銭錫貨」

「1銭錫貨」は、昭和19年〜20年の2年間しか発行されなかった一銭硬貨です。2年間という期間の割には大量発行されていたため、高価買取は難しいタイプの硬貨です。

ですが、この2種類のうち、昭和20年発行のものは高価買取になる傾向があります。

 

8:未発行の「1銭陶貨」

「1銭陶貨」とは、戦時中に貨幣を発行するための素材が不足したため、陶器を作る際の素材で試作されたものです。

しかし、昭和20年8月に終戦を迎えたため、この陶貨が巷に出回ることはなく、幻の硬貨と言われています。

買取価格は、1円〜300円ほど幅があります。

 

高価買取が期待できる一銭の特徴5つ

高価買取が期待できる一銭の特徴5つ

さて、ここまで発行された年によって、さまざま素材やデザインの一銭が発行されていたことを解説しました。ここからは、高価買取が期待できる可能性のある一銭の特徴について解説します。

その特徴は5つあり、いくらくらいで買取になるのかの目安についてもご紹介します。買取を検討する時の参考にしてみてください。

 
  • 発行された数が少ない
  • 未使用品や美品である
  • 正しい状態で保存されている
  • 複数枚ある
  • エラーがある

 

1:発行された数が少ない

そもそも発行された枚数が少なければ、高価買取につながります。市場の原理で需要と供給の関係を考えればうなずけます。

明治時代に発行された「竜1銭銅貨」は、保存状態によっては2万円台で取引されており、高価買取が期待できます。

 

2:未使用品や美品である

未使用品や美品のものは、高価買取の対象となります。

未使用品とは、製造されたままの綺麗な状態の一銭硬貨のことです。未使用品でも、製造の際に多少のキズはあるものですが、このキズがわずかなものに関しては「完全未使用品」とされ、未使用品の1銭硬貨に比べ高い買取価格が期待できます。

美品は、流通時のキズや汚れ・変色などがあるものを指し、未使用品や完全未使用品と比べると買取価格相場は下がりますが、よりキズが少ないものは「極美品」と呼ばれ、高価買取につながるケースもあります。

 

3:正しい状態で保存されている

未使用品や美品が高価買取の対象になると紹介しましたが、出てきた「一銭」をきれいに磨いてしまうのは間違いです。あくまでも、当時の状態が「未使用」もしくは「美品」であることが高価買取の前提条件にあるからです。

古いお金を見つけたら、手の油がついて酸化しないよう手袋をつけて、面を触らず側面を持つようにしましょう。また、直射日光を避け風通しの良いところに置くことも大切です。

見つけた時の状態から汚れが付着したり、酸化してしまったりしないように扱うことが大切です。

 

4:複数枚ある

1枚しか古いお金がない場合は仕方がないのですが、手元に複数枚ある場合には一緒に買取してもらうことで、買取価格が上がる場合があります。

また、同一種類でなくても、一緒に買取してもらうことで買取価格を上乗せしてくれることもあります。

ですから、後悔することのないよう、他にも昔の硬貨がないかきちんと探してから、実際に買取に動くようにすることが大切です。

 

5:エラーがある

エラーとは、製造技術がまだ向上する前、硬貨を製造する際にきれいに作れなかったものを指します。

エラー硬貨は、希少価値があるため、高価買取になる傾向にあります。手元にある一銭に、見た目で変わった特徴がないか確認することが大切です。

 

一銭で見られるエラーの種類6選

一銭で見られるエラーの種類6選

エラー硬貨と言っても、さまざまなものがあります。ここでは、一銭で見られるエラー硬貨を6つ選んで紹介します。

お手元にある一銭がこれらのエラーのものであれば、買取価格が上がる可能性があります。確認してみてください。

 

1:陰打ちエラーがある

刻印をする際に別の硬貨が重なってしまい、両面が同じデザインになってしまっているものは「陰打ちエラー硬貨」と呼ばれます。

このエラーは希少なため、7万円〜10万円前後の高価買取が期待できます。

 

2:二重打ちされている

図柄が二重に打たれているものも、エラー硬貨です。通常品より高い買取価格が期待でき、元々の一銭硬貨が並の価値しかないものだとしても、二重打ちのエラーがあることによって買取価格がアップします。

また、硬貨の状態が良かったり、希少な一銭硬貨であればさらに買取価格が上がる可能性があります。

 

3:角度ズレがある

印刷されるべき図柄の角度がズレてしまった硬貨もエラー硬貨です。大幅に角度がズレたものであれば、高価買取が期待できます。

また、ズレた一銭硬貨の種類や状態によっても価格は変動するため、見つけた際にはよく確認が必要です。

 

4:図柄が片面のみしかない

エラー硬貨には、図柄が片面のみしかないものもあります。このタイプは見た目も分かりやすく珍しいため、高価買取が期待できるでしょう。

また、希少価値が高い一銭硬貨であれば、さらに買取価格が上がる場合もあります。

 

5:印刷のズレがある

印刷プレスがズレてしまい、表面の図が大きくズレた硬貨もエラー硬貨として希少価値が高いです。

このタイプは、ズレ方の大きさと硬貨の種類などさまざまな要素で買取価格は大きく変わりますが、通常のものよりも高い買取価格が期待できます。

 

6:ヘゲエラーがある

ヘゲエラーとは、硬貨の表面が紙を折ったようにめくれた状態になっているものを言い「はがれ」や「めくれ」とも呼ばれています。

このタイプは、見た目があまり良くないため、買取価格を見ても他のエラー硬貨に比べると価格がつきにくいと言われています。しかし、普通の一銭硬貨と比べると高価買取に期待はでき、保存状態が良いものであれば、さらに値が上がる可能性があるでしょう。

 

一銭を買い取ってもらえる場所3選

一銭を買い取ってもらえる場所3選

一銭の種類によっては、高価買取につながることがお分かりいただけたことでしょう。「いくらかの値段がつくのであれば、一銭を買取してもらいたい」と考えた方もいらっしゃるでしょう。

その方達の中でも「どこに持っていくのが良いか分からない」「なんとなく不安がある」という方も多いのではないでしょうか。

ここからは、実際に買取をしてくれる場所について解説します。少しでも不安なく、できるだけ高く買取してもらうためにも、ぜひご覧ください。

 

買取サイト

現代において、スマートフォンでもパソコンでも、簡単に古銭の買取サイトを検索可能です。さまざまなサイトがあるため、自分にとって利用しやすいサイトを選べます。

「タンスに眠っているお宝買い取ります」がキャッチコピーのグッドディールは、累積買取金額890億円以上、累積買取件数44万点を誇る買取サイトです。

実店舗を構えており、経験豊富な査定スタッフが無料で出張買取サービスも行っています。もし査定額に納得できず買取を断ったとしても、キャンセル料金は発生しないため安心です。

また、最短で即日訪問買取や現金決済にも対応しているところも、多くの方に選ばれている買取サイトの理由です。

 

グッドディールでは積極的に古銭の買取を行っております。
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古銭を扱っているリサイクルショップ

古銭を扱っているリサイクルショップを利用するという方法もあります。リサイクルショップは、不用品全般を買取対象としており、古銭以外にも大量に買い取って欲しいものがある場合には便利です。

また、古銭の貴金属としての価値を鑑定してもらえるという利点もあります。しかし、古銭を鑑定するには、深い知識が必要です。買取スタッフが古銭に関する知識を持っていなければ、正確な鑑定が難しい場合があります。

つまり、専門的に判断すれば高価な値が付くものでも、そう判断されない場合が出てくるわけです。「いくらかの値がつけば良い」と考えていたとしても、損をする可能性があるということを、念頭に置く必要があります。

 

オークションサイト

「古銭をオークションサイトに出す」というのも、一つの方法です。欲しい人同士、値段を吊り上げてくれれば、思いがけず高値で売れる可能性はあります。

しかし、その反面希望の金額に達しないことも十分にあり得ます。個人間のやりとりに不安があると考える方もいらっしゃいます。このようにオークションの場合、自分の納得のいく金額で売れないのがネックです。

 

買取市場で多く見られる一銭の種類3選

買取市場で多く見られる一銭の種類3選

ここまで一銭を買取ってもらえる場所について解説しました。実際に売りたいと考えた時に、いくらで売れるのか、相場をしっかりと把握し自分の都合に合わせて、選択することが大切です。

さて、ここからは買取市場で多く見られる一銭の種類を3つ紹介します。それは、大正8年発行の「桐1銭青銅貨」、昭和17年発行の「富士1銭アルミ硬貨」、昭和19年発行の「1銭錫貨」です。

それぞれ、多く出回っている理由を解説します。

 

1:大正8年の桐1銭青銅貨

買取市場でよく見られる一銭の代表は、まず大正8年に発行された「桐1銭青銅貨」です。

桐1銭青銅貨は、一銭の種類でご紹介しましたが、大正5年から昭和13年まで発行されていました。大量に発行されたため、現在の買取市場によく出回っています。

大正8年は一番古い桐1銭青銅貨であり、状態が良いものが多くありません。また、保存状態が良いものだとしても、価値は数十円程度です。

 

2:昭和17年の富士1銭アルミ硬貨

昭和17年に製造されていた「富士1銭アルミ硬貨」と呼ばれる貨幣も、よく買取市場で見られます。

一銭硬貨は約70年間製造され、その種類は全部で7つ発行されています。その中で1年間の製造枚数が特に多かったのが、この昭和17年の「富士1銭アルミ硬貨」です。

当時もかなりの量が流通したため、希少価値がほとんどなく、未使用品であっても数十円程度の価値しかありません。

 

3:昭和19年の1銭錫貨

最後は、昭和19年発行の「1銭錫貨」です。一銭通貨は、昭和20年の終戦を迎えて使われなくなったため、最後の一銭硬貨です。

発行枚数は10億枚を超えており、大量に流通していました。希少価値もほとんどなく、未使用品であっても数十円程度の価値にしかなく、高価買取は期待できません。

 

一銭の価値はいくらか知っておこう

一銭の価値はいくらか知っておこう

現在は通貨として流通していない一銭ですが、デザイン、素材ともその種類はさまざまです。また、一銭の価値もその種類によって大きく変わります。

保存状態が良いものはもちろんですが、発行枚数やエラーの一銭硬貨であれば、高価買取の対象になることも、お分かりいただけたのではないでしょうか。

一銭の価値がいくらであるか把握していれば、失敗することなく買取を進めることが可能です。検討中の方は、本記事を参考にして正しい知識を持つ業者を選び、買取に臨んでください。

グッドディールでは古銭など、価値のあるものを適性な価値判断のもと、査定・お買取りさせていただきます。古銭の価値を知りたい、コレクションを売却したい方はぜひグッドディールへ!

 

その他買取できるもの

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