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オーバーホールとは?大切な逸品を愛用し続けるために必要なこと

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2022.1.13

「オーバーホールって何?」
「腕時計って、必ずオーバーホールをしなければいけないの?」
このように、大切な時計を所持している人やこれから購入しようと考えている人は、腕時計のオーバーホールの内容やその必要性を知りたいのではないでしょうか。

本記事では、腕時計のオーバーホールとは何か、なぜオーバーホールが必要なのか、さらにその工程や価格の目安についても、わかりやすく解説をしていきます。

この記事を読むと、腕時計のオーバーホールについて理解が進み、その必要性を知ることができます。また、あらかじめ費用(修繕費)の準備もできるでしょう。

お気に入りの時計をずっと使い続けたいと考えている人は、ぜひ本記事を読んで参考にしてください。

 

オーバーホールの基礎知識

「オーバーホール」とは、機器類や構造物などの、保守・点検・整備作業を指します。似た意味を持つ言葉に「メンテナンス」がありますが、オーバーホールはメンテナンスよりも各部品を精査するという意味合いが強くなります。

腕時計のオーバーホールの具体的な意味と必要性について解説します。

 

オーバーホールの意味

「オーバーホール」は、自動車やバイクのエンジンなど他の機械でも行う作業で、「徹底的に点検する」という意味を持つ英語の「overhaul」からきた言葉です。機器類のオーバーホールは、部品に分解して点検・整備することを意味します。

腕時計におけるオーバーホールは、時計が正常に動くようにパーツを分解して部品単位でメンテナンスを行うことであり、「分解洗浄」や「分解掃除」とも呼ばれます。

 

オーバーホールが必要な理由

腕時計を長期間使用し続けていると、部品劣化が原因で、時間の測定精度が低下するデメリットがあります。

たとえば、潤滑油が切れると、歯車などの内部パーツが磨耗しやすくなります。もし、パーツが破損していたら部品交換が必要です。

また、ゴムパッキンが劣化して防水性能が低下すると、水が入り込んで錆びが発生する可能性があるでしょう。

そのため、一定の稼働期間を経た腕時計は、切れた潤滑油を注油したり、劣化した部品を交換をしたりする必要があります。

腕時計には、巻き上げたゼンマイが元に戻ろうとする動力で動く機械式時計と、電圧を加えた水晶の振動を利用して時刻を測定するクオーツ式時計があります。

潤滑油切れや内部パーツの劣化はいずれの方式の腕時計でも避けられないため、どのような腕時計でもオーバーホールはメリットがあるでしょう。

 

オーバーホールの工程

腕時計のオーバーホールは、概ね以下のとおり進められます。

 

STEP1:腕時計の分解

腕時計のオーバーホールは、分解から始まります。まず、裏蓋を開けてケースからムーブメント、文字盤、針などのパーツを取り出します。ムーブメントの中も分解し、修理・調整が必要な場所を特定し、交換が必要なパーツがないか確認します。

 

STEP2:パーツの洗浄

洗浄用バスケットにパーツを収め、専用の洗浄器で汚れを落とします。特殊な薬品と超音波で部品に付着した汚れや固着した油を丁寧に落とし、最後に乾燥させます。ケースやブレスは研磨し、キズを消していきます。

 

STEP3:ムーブメントの組み立て

洗浄してきれいになったムーブメントのパーツを、潤滑油をさしながら組み上げていきます。数種類のピンセットを使いながら、専門的な技術を持った経験豊富な職人が多数の細かいパーツを丁寧に組み立ててくれるでしょう。

 

STEP4:ケーシング

組み立て終了後、測定器で計測しながら、ゼンマイの長さなどの微調整を繰り返し、時刻のズレを修正していきます。ムーブメントに針や文字盤を付け、外装を装着させて、ケーシングが終了します。

 

STEP5:防水テスト、精度テスト

最後は日常使用を想定したランニングテストです。防水テストは水ではなく、機械で空気圧をかけてチェックします。精度チェックは、自動巻き上げ機で数日間の実働テストを経て、誤差や物理的なズレなどを確認します。

ランニングテストに問題がなければ、オーバーホールは完了です。

 

オーバーホールの頻度と費用の目安

腕時計のオーバーホールは、メーカー正規店、もしくは民間の時計修理業者に依頼します。オーバーホール費用は、ブランドやモデル、依頼先によって異なるでしょう。

腕時計は定期的なオーバーホールが推奨されています。ここからは、腕時計のオーバーホールの頻度と費用の目安について見ていきましょう。

 

オーバーホールの頻度の目安

腕時計のオーバーホールは、メーカーや製品ごとに推奨する頻度が異なるものの、3~5年に1回のペースが目安といわれています。まずは、各メーカーが設定している推奨頻度を確認しましょう。

パーツや潤滑油の性能向上により、8~10年に1度でもよい製品もあります。また、使用頻度が少ない場合は、期間を空けてもよいでしょう。逆に、推奨頻度どおりにオーバーホールをしていても、故障する場合もあります。

 

オーバーホールの費用の目安

オーバーホールの費用は、依頼先やブランドなどによって異なります。メーカー正規店よりも民間修理業者の方が安価な傾向があります。

メーカー正規店でのオーバーホール費用は、5万~10万円程度となります。費用は高めですが、オーバーホール後1年もしくは2年間のメーカー保証書が発行されます。

民間修理業者でのオーバーホール費用は、2万~6万円程度になるでしょう。民間修理業者は数が多く、オーバーホールの実例や料金表をホームページなどで紹介している業者もあります。

 

腕時計のオーバーホールについて知っておこう

メーカーは定期的なオーバーホールを推奨しています。正確な時刻を示さなかったり、動かなかったりなどの不具合が出た状態になってから修理に出すと、高額な修理費用がかかるケースもあります。

大切な腕時計の寿命を延ばし安心して使うために、定期的なオーバーホールをしましょう。

 

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