BLOGブログ
「整理していたら出てきた反物、使う予定がないから良い処分方法を知りたい!」
「高い値段で反物を買ったけど、どのぐらいで売れるのだろうか」
「反物が具体的にいくらになるのか気になる」
反物を持っている方は、このような疑問を一度は持ったことがあるでしょう。
この記事では、反物の基礎についてや、買取をしてもらった際の相場を理解できます。また高く買取されやすい反物の特徴も紹介していますので、自身の反物が該当しているかチェックしてみましょう。
この記事を読むことで反物の知識が身に付き、反物の買取相場や買取価格が上がる重要なポイントを理解できているでしょう。
反物を売りたいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみて下さい。
自宅に反物がある方も、意外と反物の基礎に関する知識を知らない場合もあります。今一度、基礎知識について復習してみましょう。
ここからは「反物に関する基礎知識」と「反物の買取相場」について解説していきます。
反物(たんもの)を「布の巻物」だと理解している人は多いですが、しっかりと反物のことを知っている方は少ないでしょう。
着物作りの際に使われる生地のことを反物と呼び、大人の和服を一着つくれる大きさを「一反(いったん)」と言います。一反は二丈八尺程度ですが、多くの場合便宜上「三丈物(さんじょうもの)」と表します。
一反の大きさは、幅が37cm程度、長さが12m50cm程度の物です。反物の中には二反分の長さがある物も存在しており、二反分ある物を一疋(いっぴき)と呼びます。
出典:反物の長さを表す一反とは、どのくらいの長さなのか、知りたい。 | レファレンス協同データベース
反物に限らず、物を売る際は物の状態や希少度で査定額は大きく変動しますが、ほぼ必ずベースとなる相場が存在します。当然反物にも目安となる相場があり、ブランド品ではない一般的な反物であれば、一反あたり1万円~3万円程度になります。
天然素材であったりブランド品であったりしない限り、大きくこの相場からは外れませんが、逆に高級な反物などは100万円を超える場合もあるため、振れ幅が大きいと言えます。
「反物の相場」で解説した通り、ブランド品や素材、大きさなど様々な要素によって反物の買取価格は大きく変動します。
ここからは、高く買取されやすい反物の特徴を3つ紹介していきますので、自分の反物が当てはまっているか確認してみましょう。
まず、大きく買取価格にかかわってくるのが素材です。反物に使用される素材は幅広くあり、絹、木綿、麻、ウール、化学繊維など多岐に渡ります。
この中でも特に絹100%の正絹は需要があり、高価買取価格が付きやすいと言われていますが、非常に繊細な物であるため保管方法に細心の注意を払わなければなりません。
反対に、ポリエステルなどの化学繊維でできた物は買取価格はあまり期待できず、汚れ等が付いてしまっている場合は買取自体を拒否されることがあるので注意しましょう。
反物は古くより日本全国で織られており、産地によって特徴があります。有名な産地で織られた物は高値で買取してくれる可能性があります。
特に有名な産地の中でも「大島袖」「結城袖」「博多織」「加賀友禅」「西陣織」などは比較的高値が付けられるでしょう。
反物の中でも有名な織物作家などが手掛けている物は人気があり、高値の買取価格を期待でききるでしょう。中には染織分野で人間国宝に認定された方もおり、その職人が織った反物も高値で買取されることがあります。
どれだけいい反物を持っていても、適切に保管できなければ買取価格は大幅に下がってしまいます。
ここからは反物の買取学を上げるコツについて紹介していきます。これらのポイントを実践して少しでも買取価格を上げていきましょう。
反物は布なのでカビや虫食いなどの影響で生地が劣化していくため、反物を自宅で保管している場合は保管方法に注意しましょう。
新品同様の状態であれば査定での評価も高まりやすく、「染み」「虫食い」「シワ」などは買取価格を下げる要因になります。
湿気は、たとう紙で反物を包んで保存することで対策できます。たとう紙とは、吸湿性が高い着物保存用の紙のことです。たとう紙自体が吸湿するので、定期的に交換し、着物用の防湿剤を合わせて使用すると効果的です。
虫食いやカビ対策には着物用の防虫剤を使用し、数ヶ月に一回虫干しすると良いでしょう。
シワ対策は、シワが付かないように保管場所に余裕を持つしかありません。どうしても付いてしまった場合は注意しながらアイロンを使用しましょう。
買取をしてもらう際に、証紙などの付属品も一緒に提出しましょう。証紙とは、作家名や産地などを証明するための紙で、有名作家の反物などには証紙が付属していることがあります。
また、購入時に貰った箱や取扱説明書、和装小物などの付属品も揃っている方が買い手が付きやすく、査定額が上がりやすいです。
反物自体はリサイクルショップなどでも買い取ってもらえますが、やはり着物などに詳しい買取店に依頼した方がしっかりと査定してくれます。
近くのある買取店が着物に詳しいかどうか調べてみると良いでしょう。
反物は売る際は、必ず複数の買取店で査定額を比較しましょう。
先述したように反物の買取相場は振れ幅が広いため、店舗による買取額の誤差も大きくなります。損をしないためにも複数の買取店で査定額を確認し、一番高いところに買い取ってもらうようにしましょう。
先述したように、反物の保管には注意が必要であり湿気や虫食いなど多く問題予防しなくてなりません。
保存状態に気を付けていても徐々に劣化して行くしかないため、反物を不要だと思ったらなるべく早めに買い取ってもらうようにしましょう。
反物の基礎知識から買取価格を上げるポイントについてまで紹介してきましたが、いくら自分が大切に保管した希少な反物でも、買取業者がしっかりと価値を理解してくれなければ良い査定額は出ません。
業者選びに迷った時は「グッドディール」がおすすめです。
グッドディールでは、反物をはじめ着物の専門知識豊富なプロの査定士が丁寧に査定します。査定料・送料・出張料などの手数料はすべて無料で、査定額に納得できず買取を断る場合でもキャンセル料は発生しません。タンスに眠っている着物を売却したい方はぜひグッドディールへ!買取方法も出張買取と宅配買取が用意されており、店舗まで出向く必要もありません。電話相談だけでも可能なため、不安などがある場合は連絡してみましょう。
TEL.0120-991-848
【その他買取ジャンル】
美術品・絵画・茶道具・掛軸・珊瑚・お酒・陶器・楽器・食器・キーケース・手帳・スーツ・靴・洋服・帽子・傘・ベルト・ライター・おもちゃ・家具・楽器なども対応しております。
その他のお品でも、ぜひ一度お問い合わせください。
上記に記載のない商品でも、ぜひ一度ご連絡ください!グッドディールではお客様のご納得いただける高価格で査定させていただきます。