1000円銀貨にはどんなものがある?買取に出す際のコツも紹介

公開日:2022年3月7日
最終更新日:2022年3月29日

「家族から古い1000円銀貨をゆずり受けたけれど、どれくらいの価値があるの?」
「1000円銀貨をできるだけ高く売るにはどうすればいい?」
「1000円記念硬貨を持ってるけど?」

手元に1000円銀貨がある方の中には、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、これまでに発行された1000円銀貨の種類や、1000円銀貨を買取に出す際に気を付けたいポイントを紹介します。

これを読めば1000円銀貨の買取で損をせずに、高値で買い取ってもらうコツを把握できます。ゆずってもらった銀貨で価値がわからず迷っている方も、安心して買取に出すことができるでしょう。

記念貨幣を買取に出そうか悩んでいる方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

 

日本の記念貨幣のはじまりは?

記念貨幣とは、国家的な出来事を記念して発行される貨幣です。記念貨幣は通貨としての使用も可能ですが、一般的には観賞用の貨幣として発行されます。

日本で初めて発行された記念貨幣は1964年東京オリンピック記念貨幣で、100円と1000円の銀貨でした。

 

出典:日本で初めての記念貨幣|独立行政法人 造幣局

銀行での交換も可能

記念貨幣は額面(銀貨に書かれている値段)の金額で使うことができ、1000円銀貨は1000円として使えます。しかし、貨幣によって素材や重さ、大きさがそれぞれ異なるため、自動販売機やお店では利用できない場合があります。

銀行や金融機関では、記念貨幣を通常の貨幣に両替できますが、銀行では額面通りの両替になり、1000円銀貨は1000円に両替されます。

一方で買取業者に依頼をすると、希少性の高いものやコレクターに人気のものなどは、額面の値段よりも高額で買取してもらえる場合があります。

 

1000円銀貨にはどんな種類がある?

記念貨幣は、日本でお祝い事があるたびに発行されてきました。東京オリンピックをはじめとする競技大会の国内での開催を記念するものから日本領土の返還を祝したものまで、その種類はさまざまです。

ここからは多くの記念貨幣の中から、12種類の1000円記念銀貨を紹介します。

 

1:2002FIFAワールドカップTM1,000円銀貨幣

2002FIFAワールドカップTM1,000円銀貨幣は、2002年に日本と韓国で共同開催されたFIFAワールドカップを記念して発行されました。

表面にはFIFAワールドカップのトロフィー、その両脇には日本と韓国それぞれの国花である桜とムクゲが描かれています。裏面は大会のシンボルマークを選手が囲んでいるデザインです。

 

出典:2002FIFAワールドカップ™記念1,000円銀貨幣|独立行政法人 造幣局

2:第5回アジア冬季競技大会1,000円銀貨幣

第5回アジア冬季競技大会記念1,000円銀貨は、2003年に青森県で開催されたアジア冬季競技大会を記念して発行されました。

日本で初めてカラー印刷をされた記念貨幣であり、表面にはスキーとスケートの選手、裏面にはカラー印刷された大会のシンボルマークと青森県の名産品であるリンゴが描かれています。

 

出典:第5回アジア冬季競技大会記念1,000円銀貨幣|独立行政法人 造幣局

3:2005年日本国際博覧会1,000円銀貨幣

「愛・地球博」の名前でも親しまれた日本国際博覧会の開催を記念して発行された銀貨が、2005年日本国際博覧会1,000円銀貨幣です。

表面にはカラー印刷された地球と、それをとりまく若木が描かれています。裏面には博覧会のシンボルマークと大地に見立てた5本のストライプが並んでいます。ストライプは、国際博覧会が日本で5回目の開催であることを示しています。

 

出典:2005年日本国際博覧会記念1,000円銀貨幣|独立行政法人 造幣局

4:東京オリンピック記念1,000円銀貨幣

1964年に開催された東京オリンピックを記念して発行された東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は、日本で初めて作られた記念貨幣です。

1000円銀貨と100円銀貨の2種類が発行され、1000円銀貨の表面には日本の象徴である富士山と桜、裏面にはオリンピックのシンボルマークと桜が描かれています。銀に銅を含んだ銀合金で作られました。

また、他の1000円銀貨は直径40mmのものがほとんどであるのに対し、直径35mmと少し小さいサイズになっています。

 

出典:東京オリンピック記念1,000円銀貨幣|独立行政法人 造幣局

5:2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念1,000円銀貨幣

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念1,000円銀貨幣は、「リオ2016-東京2020 オリンピック競技大会開催引継記念銀貨」と、オリンピック・パラリンピックで行われる各種目が刻印されたものがあります。

競技大会開催引継記念の銀貨は、表面にはオリンピック・パラリンピックの旗と日本の国花である桜とブラジルの国花であるイペー・アマレーロが描かれ、裏面には大会のシンボルマークが刻印されています。

絵柄が種目ごとで異なる1000円銀貨は、表面には競技を行う選手の絵が描かれ、裏面には大会シンボルマークと、日本の代表的な植物であるソメイヨシノとイチョウが描かれています。

 

出典:東京2020オリンピック競技大会記念千円銀貨幣(リオ2016-東京2020 オリンピック競技大会開催引継記念)|独立行政法人 造幣局

6:国際連合加盟50周年1,000円銀貨幣

1956年12月に日本は国際連合に加盟し、2006年に加盟から50周年を迎えました。その記念貨幣として作られたのが、国際連合加盟50周年1,000円銀貨幣です。

表面は地球のまわりを桜の花が囲み、裏面は国際連合の紋章が描かれています。表面はカラー印刷とプルーフ加工がされています。

 

出典:日本の国際連合加盟50周年|外務省

7:奄美群島復帰50周年1,000円銀貨幣

1953年12月、奄美群島が米国から日本への復帰を果たしました。2003年は奄美群島の日本復帰から満50周年を迎え、奄美群島復帰50周年記念1,000円銀貨幣が発行されました。

表面には奄美大島に生息するルリカケスとテッポウユリ、裏面には奄美群島が刻印されています。日本で2番目にカラー印刷された記念貨幣で、白・黒・赤・青・黄・橙・緑・黄緑・紫が使われています。

 

出典:奄美大島が返還される|国立公文書館

8:2007年ユニバーサル技能五輪国際大会1,000円銀貨幣

ユニバーサル技能五輪国際大会は、世界中から優秀な職業技能を持つ人々が集まり、その技能を競い合う大会です。2007年にこの大会が静岡県で開催されたのを記念して作られたのが、2007年ユニバーサル技能五輪国際大会1,000円銀貨幣です。

表面は大会のシンボルマークと交差する2つの虹がカラー印刷され、裏面には静岡県側から見た迫力満点の富士山が描かれています。

 

出典:2007年ユニバーサル技能五輪国際大会記念千円銀貨幣|独立行政法人 造幣局

9:第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会記念1,000円銀貨幣

第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会1,000円銀貨幣は、国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会が2012年に東京で開催されたのを記念して作られた1000円銀貨です。

表面は富士山と江戸時代の庶民が描かれたデザインで、虹色に輝いて見えるような微細加工がされています。この虹色の発色を鮮明にするため、素材は銀合金が使われました。裏面は日本が中心の世界地図が描かれています。

 

出典:第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会・東京開催記念千円銀貨幣プルーフ貨幣セット|独立行政法人 造幣局

10:小笠原諸島復帰50周年記念1,000円銀貨幣

2018年、小笠原諸島が米国の統治下から日本へ復帰して50年が経ちました。これを記念して作られたのが小笠原諸島復帰50周年記念1,000円銀貨幣です。

表面には小笠原諸島の南島扇池・ハハジマメグロ・ムニンヒメツバキがカラーで刻印され、裏面にはザトウクジラ・ミナミハンドウイルカ・アオウミガメと小笠原諸島近海に生息する生物たちが描かれています。表面にはプルーフ加工がなされています。

 

出典:小笠原諸島復帰50周年記念千円銀貨幣プルーフ貨幣セットの通信販売について(2018年3月15日)|独立行政法人 造幣局

11:明治150年記念1,000円銀貨幣

明治元年である1868年から150周年を迎えた2008年、明治150年記念1,000円銀貨幣が発行されました。

表面には明治150年関連施策推進ロゴマークとともに、明治初期の鉄道駅とそれに群がる人々の様子が多くの色を使ったカラー印刷で鮮やかに描かれています。裏面には明治初期の20円金貨幣の表面紋様が刻印されています。

 

出典:明治150年記念千円銀貨幣|独立行政法人 造幣局

12:地方自治法施行60周年記念貨幣

1947年4月の地方自治法施行から60年が経った2007年、記念貨幣初のシリーズものである地方自治法施行60周年記念貨幣の発行が決定しました。

表面には47都道府県の観光スポットや出身の偉人など、その都道府県にまつわるデザインがカラーで刻印されています。裏面はすべて共通のデザインであり、雪月花(桜の花・雪の結晶・三日月)と年銘が描かれています。品位は純銀で、両面にプルーフ加工がされています。

 

出典:地方自治法施行60周年記念貨幣 千円銀貨幣|独立行政法人 造幣局

高値買取のためのコツ

ここからは高値買取のためのコツについて解説していきます。今回は、保存に気を付けるを始めとした4項目をピックアップしていきます。

高値買取のためのコツについてご興味がある方は、参考にしてください。

 
  • 保存に気を付ける
  • 専用のケースがある場合は一緒に査定へ
  • 流行のタイミングを見計らう
  • コイン専門の業者を探す

 

1:保存に気を付ける

純銀の1000円銀貨は柔らかく傷が付きやすいため、扱う時は十分注意を払いましょう。

また、銀は手の脂が付くと、酸化して表面が変色する場合があります。銀貨は素手で触らないよう配慮し、ケースに入れたまま飾るなど、銀貨の状態が悪くならないよう工夫してください。

さらに、傷によって価値が下がる可能性もあるため、汚れがあっても磨いたり、洗浄したりせずに、そのままの状態で査定に出しましょう。

 

2:専用のケースがある場合は一緒に査定へ

記念貨幣を購入すると、専用のケースが付いてくる場合があります。銀貨を査定に出す際には、ケースや付属品もある価値が高まる可能性があります。購入時にケースが付いている場合は一緒に保管し、買取に出す際も一緒に査定に出しましょう。

銀貨本体も保存状態が良いほど価値が上がりやすいため、ケースのある銀貨は購入したら未開封のまま飾ったり、保管したりするのもおすすめです。

 

3:流行のタイミングを見計らう

オリンピック競技大会のように開催のたびに記念貨幣を発行しているイベントは、その年のイベントが開催されると過去の大会記念貨幣に注目が集まり、価値が上がる傾向にあります。その流行しているタイミングを狙って、買取に出すと良いでしょう。

また、金や銀、プラチナなどの貴金属は定期的にブームが訪れます。銀の人気が高まった時期を見計らって買取に出すのも、買取価格を上げるポイントでしょう。

 

4:コイン専門の業者を探す

銀貨の買取は買取業者に依頼すると良いですが、コイン専門の買取業者でない場合は、現在の銀の価値や状態の良さのみで買取額を決められてしまう可能性があります。

コインに関する専門的な知識を持っている業者に頼めば、希少性や人気の高さなども踏まえた上で査定してくれるため、買取に出す際はコイン専門の業者を探して依頼しましょう。

 

グッドディールは古銭・銀貨やコインの専門知識豊富な査定員が在籍する買取業者です。積極的に古銭・銀貨、コインの買取を行っております。
お問い合わせはこちら
古銭・銀貨の買取について詳しく見る

 

 

1000円銀貨の価値を知ろう

本記事では1000円銀貨についての歴史や種類、また銀貨を高値で買い取ってもらうためのコツなどを紹介しました。買取に出す場合は保存状態に気を遣うのはもちろん、流行のタイミングなどもよく考えてから出すことが大切になります。

1000円銀貨を所持しているという方はぜひこの記事を参考にしながら、専門業者に買取を頼んでみましょう。

 

グッドディールでは古銭や1000円銀貨など、価値のあるものを適性な価値判断のもと、査定・お買取りさせていただきます。古銭や1000円銀貨の価値を知りたい、コレクションを売却したい方はぜひグッドディールへ!

 

この記事が参考になったら、シェア・いいね・保存をお願いいたします!

他の記事をみる