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「14Kとか18Kとか24Kとか言われているけど、それってなんのこと?」
「24K(24金)って純金なの?」
ブランドアクセサリーなどで14Kや18K、24Kと刻印されているものを持っていても、それが何なのかいまいちよくわからない、という方は多いのではないでしょうか。
この記事では24Kについての詳しい内容や、24K以外の金の種類、刻印の違いからわかることや類似した刻印などについて紹介しています。
この記事を読むことで24Kだけでなく14K、18Kなど他の金の種類についても理解できるようになるでしょう。失敗しない買い物ができるようになることで、売るときに有利になる可能性もあります。
金の刻印の意味がよくわからないという方、アクセサリーなどの購入時に刻印の違いが気になるという方は、ぜひこの記事をご覧ください。
金の代表的なものとしては「24K」や「K14」「K18」などがありますが、他にも「K10」や「K22」といった種類も存在します。
これらの金の種類は、それぞれ金の含有率によって表記が変わっており、24Kは金の含有率が高い金である、ということになります。K22やK18は、24Kほどの金の含有率はなく、数字が低くなればなるほど金の含有率が低いということになるでしょう。
24Kは金の含有率がかなり高いことを示していますが、24Kだけでなく他の刻印もあった場合は、純金とは限らないことに注意しましょう。
通常、世に出回っている24Kは99.9%の金含有率となっています。そのため24K=純金のように扱われます。しかし24KGPのように刻印が24Kだけでなかった場合、金メッキや金張りされた製品で純金の製品ではない場合があります。
24Kの試算としての価値は、世界中に金を欲しがっている人がどれだけいるか、金を手放したがっている人がどれだけいるかで決まってくるでしょう。
金は希少であり、通貨とはまた違った価値を持つことから、財産として金を所有しておこうと考える人が少なくありません。世界中で金を求める人が多ければ、24Kの資産としての価値は高まりますが、とくに金を必要としない人が増えれば価値は下がる傾向にあるでしょう。
24Kというとネックレスやピアス、ブレスレットやアンクレットといったアクセサリーを思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、24Kはアクセサリーだけでなくコインや、インゴットといった形で売買されていることがあります。
24Kが欲しいけれど、アクセサリーはあまり気が進まない、アレルギーがあるという方は、コインやインゴットで収集しても良いでしょう。K22やK21.6、K14で作られたコインもあります。
24K以外にも、金には様々な種類があります。それらは金の含有量によって、呼ばれ方が変わってきます。
ここからは、24K以外の金の種類について紹介します。それぞれどういった金なのか、チェックしてみましょう。
出典:(7)カラットと千分率の対比|一般社団法人 日本ジュエリー協会
「K23」は、金の含有量が95.8%以上の金のことです。日本ではあまり見かける機会はありませんが、とくにタイにおいて、よくアクセサリーに用いられている金になります。
K23では他に、金箔にあてはまる場合もありますが、金箔が全てK23という訳ではありません。金の含有量が高く混合物の少ない金箔もあれば、半分近くを混合物である銀や胴で占めている金箔もあるでしょう。
「K18」は日本のみならず、世界中でスタンダードに使われている金の種類であり、金の含有量は75%となっています。
K18が世界で広く使われている、取引されていることには、2つの理由があると考えられます。1つ目の理由は24Kよりも金の含有量が低く、金としての価格が安めなことです。2つ目の理由は、適度に混合物が混じっているため傷つきにくく、アクセサリーとして使いやすいことでしょう。
「K14」の金の含有量は58.5%となっており、4割近くを混合物が占めていることになります。主にアメリカにおいて、アクセサリーとして使われていることが多い金の種類です。
24KやK18よりも価格が安価なこと、混合物が4割近くを占めることで適度な硬さを維持していることから、複雑な彫刻がされたアクセサリーとして用いられることもあるでしょう。
金のアクセサリーやインゴット、コインなどを購入した際にはKの刻印を見ることになります。しかし、24KがK24となっていたり、18KやK18といったように、Kの位置が違っていることがあります。
ここでは24KとK24のように、Kの位置が変わってくる理由について紹介していきます。ちなみに「K」は「Karat(カラット)」という、金の純度を示す単位を表したものです。
また、Kの他に「KT」と刻印されている場合がありますが、KTはKと同じくカラットを示す意味で使われています。
24Kのように後ろにKがつく刻印を、「アトK」とも呼びます。24KのようなアトKの刻印は、海外の金製品によく使われている刻印であるため、24Kという表記を見るだけで海外製のアクセサリーやインゴットの可能性があるでしょう。
海外製の金製品には、時に粗悪なものが混じっていることがあります。24Kと表記されていても実際の金の含有量は違うといったことがあるため、製品の種類にもよりますが、購入時には気をつけましょう。
K24のように前にKがつく刻印は、「マエK」とも呼ばれます。K24のように前にKがつくマエKの刻印は、現代の日本でよく使われている刻印となっています。
刻印だけで製作された国が決まる訳ではありませんが、マエKの刻印があれば、日本製である可能性が高くなるでしょう。海外の金製品によく使われているアトKよりも、マエKの方が信用度は高いと考えられ、買取で問題になることは少ないでしょう。
金に関する刻印は、24KやK18といったカラットのものだけではありません。他にGPやGF、GEPといった刻印がされていることもあります。
以下では、24Kの刻印と類似しているGPや、GFといった刻印があるのか紹介していきます。
金製品にある「GP」という刻印は、その金製品が金メッキであることを意味しています。GPというのは、英語の「Gold Plated」を略した言葉です。
金を安価に使うために用いられているのが、金メッキです。GPのついた金メッキの金製品は、表面上は金に見えるかもしれませんが、金メッキがされているだけで全て金でできている訳ではありません。その分、GPのついた金製品の値段は安価になります。
金製品に「GF」という刻印があった場合は、その金製品が金張りされたものであることを意味します。GFという刻印は、英語の「Gold Filled」を略したものです。
金張りされた金製品では、GF以外に「GR」と刻印されている場合もあります。GRは「Gold Rolled」を略した刻印です。そのため、GFもGRも金張りされた製品という認識で良いでしょう。
金メッキと金張りの違いは、金メッキが剥がれやすいのに対して、金張りの方が厚く剥がれにくいという特徴があります。
「GEP」という刻印がされている金製品がありますが、こちらはGPと同じく金メッキであることを示しています。GEPは「Gold Electro Plated」の略です。
金メッキである点はGPと同じですが、GEPの場合は、電気分解によって金メッキを施した金製品です。金メッキであるということは共通していますが、GPと刻印がついた金製品とは処理方法が異なります。
刻印のない金製品と思われる製品が、金であるかどうか確認する方法を紹介します。
1.磁石を近づけて引き寄せられるか確認する(金製品なら引き寄せない)
2.水面の位置に印をつけて金を水に沈め、体積から金であるか判断する
3.製品に触れて熱が伝わりやすいかどうか、見た目よりも重く感じるか確認する
4.24Kならばオレンジに近い色合いであるため、金製品の見た目を確認する
5.試金石を用いて金製品を削り、メッキかどうか確認する
以上の5つの方法があります。これらの方法では、金の含有量までは判別できません。しかし、金製品かどうかは身近なもので確認できる場合があるため、試してみましょう。
金相場の世界的な推移を海外ドル建価格(2022年3月時点)で見ると、2019年より急激に上がっていることがわかります。2020年には、海外ドル建価格で過去最高額を記録しています。2021年はやや落ちましたが、まだまだ高い水準にあると言えるでしょう。
金の相場は世界情勢の変化や金の産出量の変化、インフレや為替相場で決まるとされています。金は希少なものであるため、金を資産として保有したい人が増えると、それだけ金相場も高まることになるでしょう。
金製品は相場が決まっているため、ある程度買取価格も決まっていることは確かでしょう。しかし、ちょっとした工夫をすることで、買取額を上げられる可能性があります。
ここでは、今日からできる24Kの金製品を売るときのポイントについて紹介しています。
何を売る場合でも、見た目が綺麗なことで損をすることはほとんどないため、24Kの製品にも汚れがあれば、優しく拭き取っておきましょう。
ぬるま湯に中性洗剤を入れ、布や歯ブラシを使って金製品の汚れをとっていくことがおすすめです。ただ金製品は傷つきやすく、とくに24Kはあまり硬くないため、歯ブラシを使う際には力を入れ過ぎて傷つけないようにする必要があります。
日頃から金製品を綺麗に保つようにしていれば、査定額に反映される可能性があるでしょう。
金製品を売るなら、相場の変動を熟知している買取実績の多い業者を選ぶことがおすすめです。相場の変動をよく知らない業者では、売り手が損をしてしまう可能性があります。
ネットを使い、買取業者の口コミ情報をチェックしてみることも大切です。ネットの情報が全て正しいとは限りませんが、実際に売りに行かなければわからないような情報が載っている場合もあるでしょう。
買取業者の中には、査定をするだけで手数料を要求したり、査定後にキャンセルするとキャンセル料がかかったりする業者があります。そのため買取業者選びでは、手数料の安い業者を選ぶことが大切でしょう。
手数料がかかるかどうか、査定に費用がかかるかどうか、査定後にキャンセルした場合キャンセル料が発生するかどうかをあらかじめ確認してから、買取業者を選びましょう。
今回の記事では金の種類について、金製品の刻印の種類や金かどうかを確認する方法などを紹介してきました。金には様々な種類がありますが、金製品の場合は刻印で判断できることが多いという特徴があります。
金製品はある程度相場が決まっていますが、ポイントを押さえていれば査定で高く買い取ってもらえる可能性もあるため、金製品の基本的な知識を得ておきましょう。
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