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機械式時計の基礎知識|クオーツ式との違いとメリット・デメリット

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2022.1.13

「機械式時計ってなに?」
「機械式とクオーツ式ってなにが違うの?」
このように、腕時計についての疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

また、機械式やクオーツ式だけでなく、メンズ用やレディース用など様々な種類の商品があるため、知識がない方が腕時計を選んでいくのも大変なことでしょう。

この記事では、機械式時計の種類などの基礎知識に加え、機械式時計のメリットやデメリットと、クオーツ式時計との違いについて紹介しています。

この記事を読むことで、機械式時計やクオーツ式時計の特徴を把握できます。その知識を元に自分に合った腕時計を選択できるため、腕時計の購入が初めての方でもスムーズに購入できるでしょう。

腕時計について知りたい方や腕時計の購入を考えている方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

 

機械式時計の基礎知識

機械式時計とはどんなものか知らない方も多くいるのではないでしょうか。ここでは、機械式時計の基礎知識を紹介します。

どのような種類があり、どのような面でメリットやデメリットがあるかもあわせて紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

 

機械式時計とは?

機械式時計とは、巻き上げたゼンマイが元に戻ろうとする力を動力源にしており、この動力を使って「てんぷ」と呼ばれる部品が同じ周期で往復回転運動を行います。この運動により生まれる振動を歯車が伝え、時計の針を動かしているのが機械式時計です。

また、この歯車やゼンマイなどの駆動装置がまとまったものをムーブメントと呼びます。

 

機械式時計の種類

機械式時計には、大きく分けて自動巻きと手巻きの2種類があります。ここでは、自動巻きと手巻きがどのようなものか紹介します。

それぞれにメリットがあるため、生活スタイルにあった方を選びましょう。

 

自動巻き

自動巻きとは、ムーブメントに設置されたローターと呼ばれる部品が、日常的な腕の動作だけで回転するように設計されているため、着用しているだけで自動的にゼンマイを巻き上げてくれる方式になっています。

そのため、リュウズと呼ばれるゼンマイを自分で巻くためのつまみを操作する必要がありません。ゼンマイを毎日巻くことが煩わしい方や、腕時計を着用している時間が長い方にはおすすめの方式です。

 

手巻き

手巻きとは、自分でリュウズを操作してゼンマイを巻く方式です。この方式ではゼンマイを毎日巻く必要がありますが、時計に触れる機会が増えるため、時計への愛着を感じやすくなるでしょう。

また、自動巻きと比べるとパーツが少なくなるため厚みを抑えたものが多くあります。袖口に引っかかりにくいため、服装に応じて手巻き式を選ぶ方もいるでしょう。

ゼンマイを巻くことが手間とは感じない方や、厚みのある時計を使いたくないという方にはおすすめの方式です。

 

クオーツ式との違い

クオーツ式は、水晶に電圧を加えた際に起きる振動を利用して歯車を動かす仕組みです。動力源が電池であるため、機械式時計と違いゼンマイを巻く必要がありません。

ただし、クオーツ式は電池が切れてしまうと動かなくなってしまうため、電池交換が必要になります。

 

機械式時計のメリット・デメリット

ここまで、機械式時計とはどういったものなのかや種類などについて紹介してきました。ここからは、機械式時計のメリットとデメリットについて触れていきます。

機械式時計の購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

メリット

機械式時計はデザイン性に優れていたり、複雑な機構も搭載できたりするなど機能性にも優れています。

ここでは、資産価値の高さや使用期間の長さという面でのメリットを紹介していきます。

 

長く使用できる

機械式時計は、電池などの電子部品を使わずに金属のパーツで構成されているため、定期的にメンテナンスを行うことで、子供や孫などの次の世代まで受け継ぐことができるほど長期間使用することができます。

ただし、電子部品を使用している場合、メーカーが部品の製造を止めてしまうと修理ができなくなってしまったり、アンティークな時計になると、部品の流通が少なく修理を受け付けてくれない場合もあります。

 

資産価値が高い

機械式時計の多くは高級時計である上に、ロレックスやオメガ、グランドセイコーなど長い歴史や伝統を持った有名ブランドや、タグ・ホイヤーやブライトリング、ハミルトンなどの人気ブランドが製造していることもあり、ステータスシンボルとなりやすいものがほとんどです。

また、精緻で手の込んだムーブメントをしている高級な機械式時計は、工芸品としての資産価値も高くなるでしょう。

機械式の高級時計は売却時のリセールバリューが下落しにくく、人気ブランドや人気モデルの場合は、購入時よりも価格が上がったりすることもあります。

 

デメリット

機械式時計には、メンテナンスにコストがかかるなどのデメリットがあります。ここでは、耐久性や時間の精度の面でのデメリットを紹介します。

デメリットを良く理解した上で使用を検討しましょう。

 

時間の測定精度がクオーツ式よりも劣る

クオーツ式の時計は、機械式時計と違い電気で動いているため、時間の測定精度が高精度です。1ヶ月で生まれる誤差も±15~30秒ほどと言われています。

しかし、機械式時計は、物理的な力のみで動いているため1日でも±20秒ほどの誤差が生まれると言われており、クオーツ式の時計と比べると時間の測定精度が劣ってしまいます。

また、機械式時計は動力源であるゼンマイが切れると止まってしまうため、時計を使用しない日が続く場合は時刻の調整が必要です。

 

衝撃や磁気に弱い

機械式時計は、複雑な精密機械のため、落下などの衝撃に弱いというデメリットがあります。

また、ムーブメントには磁気を帯びやすい金属が多く使われているため、スマートフォンやPCなどの強い磁気を発するものの近くに置かないようにしましょう。

強い磁気を発するものの近くに置いてしまうと部品に悪影響を及ぼし、正確な時間を刻めなくなるなど時計の精度に問題が出てくる可能性があります。

 

機械式時計のメンテナンス方法

機械式時計は長期間使用できるのが魅力の1つです。ただし、長期間使用するためには、定期的にメンテナンスをしなければいけません。ここからは、機械式時計のメンテナンスの方法について紹介します。

自分でできることもありますが業者に頼んだ方が良いものもあります。無理なメンテナンスをしないためにも、参考にしてみてください。

 

定期的にオーバーホールに出す

機械式時計を長く愛用するためにも、ケース内の部品を全て分解し、各部品の状態のチェックやメンテナンスを行うオーバーホールと呼ばれる分解掃除を定期的に行いましょう。

このオーバーホールの頻度は3~5年に1度のペースで行った方が良いと言われていますが、製品やメーカーによっては頻度が異なる場合があるため、確認しておくことが大切です。

オーバーホールには費用がかかりますが、正規店のオーバーホールよりも、民間の修理業者の方がリーズナブルになりやすい傾向です。

 

本体ケースの汚れを拭き取る

本体ケースについた手垢などの汚れは、水拭きなどは行わず眼鏡拭きやセーム革で優しく拭き取りましょう。ゴムパッキンが劣化している状態で水拭きをしてしまうと、水分が中に入り込んで錆の原因となるため避けてください。

また、ケースに大きな傷ができてしまった場合は修理業者に研磨してもらうと良いでしょう。

 

ベルトの手入れをする

ベルトの手入れをする場合は、ケース本体から取り外して行いましょう。ベルトを取り外す際や取り付ける際には本体に傷をつけないようにすることもポイントです。

ベルトが革の場合は、石鹸水に浸け置きして汚れを取り、陰干しで自然乾燥させましょう。しっかりと乾燥させた後は、保革クリームを塗ります。汗をかいたり、水に濡れたりした際には水気を拭き取るなど日々の手入れもしっかり行いましょう。

ベルトが金属の場合は、超音波洗浄機などで汚れを洗い流しましょう。洗剤などを使った場合にはしっかりと洗い流し、水分を拭き取ります。隙間の汚れが気になる場合には、柔らかい歯ブラシなどを使いましょう。

 

ワインディングマシーンを使用する

自動巻きの機械式時計を使用している場合は、ワインディングマシーンを使用することもおすすめです。ワインディングマシーンとは、時計を回し続けることで着用時でなくてもゼンマイを巻き上げておける機械です。

自動巻きの機械式時計は、着用していないとゼンマイが巻き上がらずに止まりやすくなってしまいます。そのため、ワインディングマシーンを使用することでいつでも使用可能な状態にしておくことができます。

 

機械式時計について知識を深めよう

ここまで機械式時計の基礎知識について紹介してきました。機械式時計の構造や特徴を知ることで、疑問が解消されたという方も多いのではないでしょうか。

この記事をきっかけに、機械式時計に興味を持った方は更に知識を深めてみてください。

 

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