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高い価値がつく旧札の特徴とは?買取相場や出す際の注意点も紹介

「24KGP」の金杯は買取してもらえる?

「手元に旧一円札があるけれど、価値がわからない」
「家に処分したい昔の5000円札があるけど、どこで買い取ってもらえばいいのかな?」

手元に昔のお金である「旧札」があっても、はたしてどの程度の価値がつくのかわからない、またどこで査定や買取をしてもらえば良いかわからず、家に眠らせたままになっている方もいるでしょう。

この記事では、高い価値がつく旧札の特徴と買取の相場に加え、いざ旧札を買取に出す際には知っておきたい注意点も合わせてご紹介します。

旧紙幣価値の見方やお得な買取方法、旧札値段の相場を知りたいという方におすすめな内容です。これから旧札を買取に出す予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

旧札とはどのようなお金のこと?

旧札とは、現在は製造されず流通もしていない、昔に発行され流通していた日本紙幣のことです。現在流通するものとは、異なる大きさや見た目をしています。

現在、日本銀行が発行している紙幣は1000円札、5千円札、一万円札の3種類です。さらに以前製造されていた500円札や100円札は、現代では硬貨にとって代わって流通しています。

 

旧紙幣と古紙幣との違い

旧札には、大きく分けて「旧紙幣」「古紙幣」の2種類があります。どちらも過去に流通していたお金であり、古いお札であることに変わりません。

「発行が終了した現在でも、額面通り使えるのが旧紙幣」で、「旧紙幣よりもさらに古く、現在お金としては使えないのが古紙幣」という違いがあります。

また、旧紙幣と古紙幣ではその価値も異なります。旧紙幣は銀行で換金できるため、額面以下の価値にはなりません。しかし、ものによってはプレミアがついて額面を超える高値となります。

一般的に古紙幣は、銀行で換金することはできませんが、買取に出すと額面より高い額になる場合もあるでしょう。

 

高い価値がつく旧札の12の特徴

旧札には、大きく分けて旧紙幣と古紙幣があることを先に述べました。そして、その中には高い価値がつく旧札が存在します。どういった特徴のある旧札が、高い価値を持つのでしょうか。

この項目では、高い価値がつく旧札の特徴を12選、紹介していきます。

 
  • 1:番号がゾロ目
  • 2:番号が連番
  • 3:番号がキリのいい数字
  • 4:番号が1番または100番台
  • 5:番号がサンドウィッチ状態
  • 6:アルファベットがAAまたはZZ
  • 7:表と裏でアルファベットが異なる
  • 8:絵がずれている印刷ズレ
  • 9:シミや絵が欠けている印刷ミス
  • 10:裁断ミスで余分な紙が残った状態
  • 11:表の絵が裏に写っている裏写り
  • 12:帯付きの束になったままの状態

 

1:番号がゾロ目

お札の表面の右下、左上に6桁の数字が印刷されており、すべて同じ数字が並んでいる「ゾロ目」の番号を持つ紙幣は高い価値が付きます。

特に、「777777」のゾロ目の紙幣は人気が高いため、プレミアがつく可能性があるでしょう。額面の約50倍以上の価値になることもあるほどです。

 

2:番号が連番

お札の表面に印刷されている番号が続き番号、つまり「123456」などの「連番」になっていないか確認してみましょう。

連番の番号が記載された旧札はオークションでの人気が高く、価値がつきやすくなっています。

 

3:番号がキリのいい数字

お札の表面に印刷されている発行番号が、たとえば「100000」「500000」などキリのいい数字の場合は「キリ番」と呼ばれ、高値で取引されることがあります。

「キリ番」は、旧札を取り扱うネットオークションでもコレクターからの人気が高いものの一つです。

 

4:番号が1番または100番台

お札の表面に記載されている番号が1番、つまり「000001」もしくは100番台の「000100」などであれば、高額での買取が期待できるでしょう。

 

000001は最初の製造番号を意味し、通常は世の中に出回ることはありません。博物館などに寄贈されて展示物となっていることもあります。万が一見つけたら、額面よりも数倍高い価値がつくでしょう。

5:番号がサンドウィッチ状態

ゾロ目や連番、キリ番などと同様に人気があるのが「サンドウィッチ」状態と呼ばれる番号です。

たとえば、「Z122221Z」は4桁の2をZ1と1Zで挟まれていることから「サンドウィッチ」と呼ばれます。サンドウィッチも、コレクター人気が高くネット上でも需要のある旧札の一つです。

 

6:アルファベットがAAまたはZZ

紙幣に記載される番号は通常6桁の数字ですが、その前後にはAからZのいずれかのアルファベットが記載されています。

アルファベットのAで始まりAで終わるもの、また同様にアルファベットのZで始まりZで終わるものは人気の傾向にあるでしょう。これらはAA券、ZZ券とも呼ばれています。

 

7:表と裏でアルファベットが異なる

紙幣には通常、両面にアルファベットと番号の組み合わせが記載されています。

しかし、表と裏で記載されたアルファベットが異なっている紙幣は、エラー紙幣と呼ばれています。プレミアがつくこともあるため、手元にある場合は価値がわかる古銭買取業者に買い取ってもらうことをおすすめします。

 

8:絵がずれている印刷ズレ

絵があるべき位置からずれている、いわゆる「印刷ズレ」の旧札も額面より高い価値がつく可能性があります。「印刷ズレ」の旧札を発見した場合は信頼のおける買取先で査定や買取をしてもらいましょう。

 

9:シミや絵が欠けている印刷ミス

印刷時にできたインクのシミや、絵の一部が欠けてしまっているなどの「印刷ミス」が見られる紙幣は珍しく、中には額面を超える値段で取引されるものもあります。

お札の絵は両面にありますが、片面にしか印刷されなかった印刷ミスの紙幣も、プレミアがつくものの一つです。

 

10:裁断ミスで余分な紙が残った状態

カットする際に紙が折れているなどして裁断ミスが起き、紙幣の角に余分な紙がついた状態のまま出回っているケースがあります。

これは紙幣の端についている余分な部分を耳に見立てた「耳つき」と呼ばれるタイプの紙幣で、市場でも高い価値がつくものの一種です。

 

11:表の絵が裏に写っている裏写り

表面に印刷されるべき絵が裏に写ってしまっている「裏写り」の紙幣は、コレクターからの人気もあって高い価値がつくことで知られています。

裏写りのお札は非常に特徴的なため、ぱっと見ただけでエラー紙幣であるとわかるでしょう。

 

12:帯付きの束になったままの状態

旧札がもしも複数枚あり、帯のついた束の状態で手元にあるときは、帯は外さずにそのまま買取に出すことでより高い価値が望めるでしょう。

また、帯付きの束の中に希少価値の高い印刷ミスやゾロ目などの番号のものを含んでいれば、さらなる高値がつくことも期待できます。

 

旧札の価値と買取の相場8選

旧札には、価値が高い種類の紙幣が存在します。その多くは発行枚数や出回っている数が極端に少ないなど、希少性の高いものです。

もしそういった旧札が手元にある場合は、一体いくらぐらいで買取してもらえるのでしょうか。ここでは、非常に価値が高いとされている8種類の旧札と買取相場も合わせてご紹介します。

 
  • 1:明治通宝の場合
  • 2:旧国立銀行券の場合
  • 3:新国立銀行券の場合
  • 4:改造紙幣の場合
  • 5:改造兌換銀行券の場合
  • 6:大正兌換銀行券の場合
  • 7:大正小額紙幣の場合
  • 8:日本銀行兌換券の場合

 

1:明治通宝の場合

明治通宝は、明治時代に「日本で初めて、西洋の印刷の技術をもってして作られた紙幣」として知られています。

明治通宝には額面が9種類存在しますが、その中でも100円札はもともとの発行数が2万枚ほどしかありません。そのため、現在まで残っているものが非常に少なく大変貴重です。

明治通宝の100円札の買取相場は数千万円にのぼることもあります。もし明治通宝の100円札が手元にあれば、文字通りお宝といえるでしょう。

 

2:旧国立銀行券の場合

旧国立銀行券には、5種類の額面が存在します。1円、2円、5円、10円、そして20円です。どの額面も現在まで残っている紙幣が少ないため、希少価値が高い紙幣になります。

旧国立銀行券の、各額面の買取相場は以下の通りです。状態がよく、美品である場合にはこれを目安とした価格での買取が見込めるでしょう。もちろん状態に左右はされますが、旧国立銀行券は、額面が大きいほど買取相場が高い傾向にあります。

・1円札…数万円
・2円札、5円札、10円札…数十万円
・20円札…発行数、現存数ともにかなり少なく、数百万円になる可能性もある

 

3:新国立銀行券の場合

新国立銀行券は、1876年に明治政府によって悪化していた経済状況を改善すべく大量に発行された紙幣です。新国立銀行券の額面は、1円と5円の2種類のみです。

状態によりますが、1円札には最低でも十万円以上の価値が、5円札には数十万円もの価値がつきます。数十万円以上の高額買取に至るのは、美品とされるピン札など傷やしわのない紙幣です。

 

4:改造紙幣の場合

現在の日本円の紙幣には、1万円なら福沢諭吉、5千円なら樋口一葉など、偉人の肖像画が印刷されています。

先述の、日本で最初に作られた紙幣である明治通宝には肖像画は描かれていませんでした。この次に発行された改造紙幣の20銭、50銭にも肖像画は描かれていませんが、1円、5円、10円には神功皇后の肖像画が描かれています。

20銭、50銭での買取の相場は、数千円から数万円程度ですが、状態がとても良ければ数十万円での買取も期待できるでしょう。

改造紙幣においては5円札と10円札の価値が高く、数万円から数十万円の間で取引されており、1円札の買取相場は数千円から数万円となっています。

 

5:改造兌換銀行券の場合

改造兌換銀行券には、1円、5円、10円、100円の全部で4種類の額面があります。中でも改造兌換銀行券の100円札は、現存数が数枚程度しかなく、1000万円以上の価値がつく可能性を持つ非常にレアな旧札です。

改造兌換銀行券は、100円札以外の額面の相場も比較的高額になります。以下が買取価格の目安です。

・1円札…1万円から5万円程度
・5円札…10万円から30万円程度
・10円札…数十万円以上、美品なら100万円以上

 

6:大正兌換銀行券の場合

大正兌換銀行券には、1円、5円、10円、20円の額面が存在します。大正兌換銀行券の中でも、特に高い価値がつくのが20円札です。少々状態が悪くても、買取価格は5万円ほどでしょう。

さらに20円札の場合、美品であれば10万円程度、新品に近い状態であれば50万円の価値も見込めます。大正兌換銀行券の、他の額面の参考買取価格は以下の通りです。

・1円札…美品かつ番号が100番台の紙幣は1000円程度
・5円札、10円札…数千円、美品なら1万円程度

 

7:大正小額紙幣の場合

大正少額紙幣には、10銭、20銭、50銭の額面が存在します。買取価格は額面により異なり、10銭は数百円から数千円、20銭は数千円です。50銭は数千円から、数万円の価値になるものもあります。

さらに、大正少額紙幣では発行初年にあたる大正6年のもの、未使用品、印刷ミスといったものは、より高額での買取が期待できるでしょう。

 

8:日本銀行兌換券の場合

日本銀行兌換券の額面は、5円、10円、20円、100円、200円の全5種類あります。各額面での買取相場は以下の通りです。

・5円札…50円から2000円程度
・10円札…50円から数百円
・20円札…数千円ほど、美品なら数万円程度
・100円札…数百円から数千円程度
・200円札…1万円から10万円ほど

中でも200円札は、状態が美品とはいえなくとも、その希少性の高さから数万円での買取価格が見込めるでしょう。

 

旧札を高額買取してもらうためのポイント5つ

手元に旧札がある場合は高額買取してもらいたいものです。より高い額で買取してもらうには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

ここでは、保管方法や査定に出す際の注意点と合わせて、旧札を高額買取してもらうためのポイント5つについて解説していきます。

 
  • 1:日光や湿気・外気に注意して保管する
  • 2:専用のアルバムやケースに入れて保管する
  • 3:汚れがあっても無理に落とさない
  • 4:劣化する前に早めに買取に出す
  • 5:複数のお店を利用して比較する

 

1:日光や湿気・外気に注意して保管する

旧札は紙でできているため、日光や湿気、外気に触れることでどんどん経年劣化が進んでしまいます。

旧札の劣化を防ぎ、発行当時により近い状態で保つことは買取価格を下げないためにとても大切でしょう。

 

2:専用のアルバムやケースに入れて保管する

旧札の保管用として、紙幣のコレクション専用アルバムやケースが市販されています。アルバムやケースは、万札などの紙幣に合わせたサイズも揃っており、保管している紙幣に直に手を触れずに見ることができるのもメリットです。

ケースは1枚ずつ紙幣を良い状態で保管できるものの、ケース代自体のコストかかります。アルバムも外気や湿気を完全に遮断できるわけではないため、アルバムに入れた後にも保管する環境には気を配りましょう。

 

3:汚れがあっても無理に落とさない

なるべくきれいな状態に保ちたくても、無理に汚れを落とさないようにしましょう。汚れを落とす過程で、紙幣に傷がついてしまう可能性があります。

こするなどして傷のついた旧札は大きく価値が下がってしまうため、もし汚れを見つけても、そのまま査定に出しましょう。明らかに掃除が必要なほど旧札が汚れていたとしても、クリーニングは技術のある業者に任せるのが得策です。

 

4:劣化する前に早めに買取に出す

手元に旧札があるなら、できるだけ早めに査定、買取に出すことが大事です。旧札の市場価値は年々下がってきています。

これは旧紙幣や古紙幣のコレクターの数自体が減ったことで需要が落ちているためであり、手元に置いておいても価値が上がるより下がってしまうことの方が多いからです。

また、経年変化による劣化も価値を下げてしまいます。売ろうと考えた際はすぐに行動に移すようにしましょう。

 

5:複数のお店を利用して比較する

旧札を買取に出すことを決めたら、どの買取業者にお願いするのか検討しましょう。その際、一軒だけではなく複数のお店に査定を依頼して比較するのがおすすめです。

旧札の価値を見極めるには難しく、どの業者にお願いするかによって買取価格に差が出てきます。複数のお店に見積もりを出してもらい、より高額での買取をしてもらえるお店を選びましょう。

 

旧札を買取に出す際に注意すること3つ

初めて旧札を買取に出す際には、どのような方法がお得なのか、またどのような手間がかかるのかなど、疑問や不安も出てくるでしょう。

ここでは、旧札を買取に出す際に注意したいポイントを3つ解説します。

 
  • 1:リサイクルショップを利用しない
  • 2:ネットオークションに出さない
  • 3:銀行で両替をしない

 

1:リサイクルショップを利用しない

旧札や古銭の取り扱いがあるリサイクルショップに、旧札を買取に出すことを検討する方もいるでしょう。

しかし、リサイクルショップには旧札の正しい価値を鑑定できる鑑定士が在籍していないことが多く、本来の価値に満たない安い値段で買い取られてしまう可能性があります。

買取はリサイクルショップではなく、旧札を専門で取り扱う業者にお願いするのがおすすめです。

 

2:ネットオークションに出さない

ネットオークションには、思い立ったときに利用できるメリットがありますが、手軽さと引き換えに正しい価値がつかず損をする可能性があります。

また、ネット上での金銭の取引にはトラブルのリスクもついて回ることも忘れてはなりません。ネットは利用者が多いため、買取を希望する人が見つかりやすいのはメリットですが、信頼できる買取業者にお願いする方が安心でしょう。

 

3:銀行で両替をしない

旧札の買取においては、銀行での両替もリサイクルショップ、ネットオークションと同様になるべく避けたい手段でしょう。

銀行での両替では額面通りの金額が受け取れますが、先述のように旧札には額面以上の高い価値がつくものがあります。銀行での両替を検討する前に、旧札を専門とする買取業者から査定してもらうのがおすすめです。

 

旧札を購入する際に気を付けること3つ

ここでは、旧札を購入する際に気を付けることを紹介していきます。

「信頼できる専門の業者から購入する」を始めとした3項目をピックアップしましたので、旧札の購入を考えている方やご興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

 
  • 1:信頼できる専門の業者から購入する
  • 2:古いから高い価値があると思い込まない
  • 3:偽物に気をつける

 

1:信頼できる専門の業者から購入する

価値の正しい見極めに専門知識が必要な旧札は、信頼できる専門の業者から購入するのが安心かつ確実な方法です。

旧札や古銭を取り扱う業者は多数存在します。評判がいい、または長い歴史を持つなど信頼のおける購入先をよく吟味して選ぶのが良いでしょう。

 

2:古いから高い価値があると思い込まない

発行された時期が古いほどプレミアがつきそうにも思える旧札ですが、必ずしもそうではありません。

古くても、価値があまりない旧札も多く存在します。ネット上のフリマサイトなどで、古くて価値がありそうだからといって購入すると損をする可能性もあるため、注意しましょう。

 

3:偽物に気をつける

旧札が本物か偽物かを見分けるのは、専門知識を持つ業者でも難しいといわれています。ネットオークションなどで落札した旧札の偽物かどうかの判断は、素人にはほぼ不可能でしょう。

偽物を購入してしまわないために、購入先は慎重に選ぶことをおすすめします。

 

旧札の価値を理解し正しい方法で買取に出そう

高い価値がつく旧札には特徴があり、その価値を保つための保管方法や買取に出す際の注意点についても解説してきました。

旧札には銀行で額面通りに両替できるものもありますが、額面より高い価格がつくものも少なくありません。もしも価値のわからない旧札が手元にある場合は、信頼のおける業者に査定に出すことから始めてみましょう。

希少価値の高い旧札だった場合、思わぬプレミア価格での買取に成功する可能性もあります。

グッドディールでは古銭や旧紙幣など、価値のあるものを適性な価値判断のもと、査定・お買取りさせていただきます。古銭や旧紙幣の価値を知りたい、コレクションを売却したい方はぜひグッドディールへ!

 

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