使用済み切手の買取は可能?価値があるものや高額が期待できるものを紹介

公開日:2022年3月7日
最終更新日:2022年3月15日

「使用済み切手は買取ってもらえるの?」
「価値のある使用済み切手ってどんなもの?」
「使用済み切手を高額で買い取って貰うにはどうすればいい?」

家にある使用済み切手を売りたいと考えている方は、このようにさまざまな疑問を持っているのではないでしょうか。

本記事では、使用済み切手の買取が可能な理由や高額買取が期待できる使用済み切手、また使用済み切手を高く買取ってもらうポイントやおすすめの切手買取業者などを詳しく紹介しています。

この記事を読んで使用済み切手の価値や高額買取が可能な切手を知ることで、家に眠らせている使用済み切手が価値あるものか知ることができるでしょう。

併せて使用済みでない古い切手に関する知識なども紹介していますので、使用済み切手を高く買い取って欲しいと思っている方、また古い切手の取り扱い方法を知りたい方は、ぜひこの記事を読んでみて下さい。

 

目次

使用済み切手でも買取してもらえる?

送られてきた手紙やはがきに貼ってある切手を、そのまま放置していたり捨ててしまっていたりしていませんか。

使用済み切手は価値のないものだと思っている人も少なくないでしょう。しかし、使用済み切手は買取してもらうことが可能で、中には高額で買取ってもらえる切手もあります。

今まで何の価値もないと思っていた使用済み切手が、もしかしたら高額買取してもらえる切手の場合もあります。ぜひこの記事を読んで、お手持ちの使用済み切手が価値あるものかチェックしてみましょう。

 

使用済み切手の買取が可能な理由

封筒やはがきに貼られ消印が押された使用済み切手は、もう切手としては使用することができません。しかし、使用済み切手だからこそ価値が付くものもあり、場合によっては高額で買取ってもらえることもあります。

なぜ使用済み切手の買取が可能なのか、その理由を詳しく解説していきましょう。

 
  • 使用済み切手のコレクターがいる
  • 消印に高い価値がつくことがある
  • 希少性の高い消印の「日付」がある

 

1:使用済み切手のコレクターがいる

使用済み切手の買取が可能な理由として、使用済み切手を好んで集めているコレクターがいることが挙げられます。

元々希少価値の高い切手は使用済みであっても人気が高く、また切手そのもの以外にも使用済みの印として押してある消印や日付に価値があると考えるコレクターがいるため、使用済み切手でも高額買取が可能になることがあります。

 

2:消印に高い価値がつくことがある

使用済み切手の買取が可能な理由として、消印に高い価値がつくこともあります。たとえば、国の記念行事や記念日など、特別な日に押された消印は価値が高いとされています。

また、短期間しか使用されなかった消印や、あまり出回らなかった消印もその希少性から高い値が付くことがあるでしょう。さらに、消印は綺麗な形で残っているものほど高い価値が付く可能性があります。

 

3:希少性の高い消印の「日付」がある

使用済み切手の中でも、希少性の高い消印の「日付」がある切手は買取が可能となることがあります。

たとえば、切手発行日の日付がある消印は「初日印」と言われ、コレクターの間でも希少価値の高い切手として人気があります。

 

高額買取が期待できる消印や日付の種類7選

前述のとおり、使用済み切手の中には消印や日付に価値が付くことがあります。たとえば、国家の記念行事や特定地域のものなど、日付や場所が限定されたものなどは高額買取が期待できるでしょう。

ここからは、高額買取が期待できる消印や日付の種類7選を紹介していきます。

 

1:国家的記念行事のときのみ使われる「特殊通信日付印(特印)」

高額買取が期待できる消印や日付の種類1つ目は、「特殊通信日付印(特印)」です。「特殊通信日付印(特印)」は、国家的記念行事のときのみに使われる記念印で、赤茶色のインクが使われ、直径が約36mmもある大型印です。

 

2:自動押印機に使われていた「小代式機械印」

高額買取が期待できる消印や日付の種類2つ目は、「小代式機械印」です。「機械印」とは、郵便局の自動押印機に使われていた消印のことで、基本的に切手の図柄を消すための波型部分と、年月日や郵便局名を表示する円形の部分からなっています。

「小代式機械印」は機械印の中でもとても珍しいものとされていて、高額買取が期待できる切手と言えるでしょう。

 

3:地域の行事などで使われる「小型記念日付印(小型印)」

「小型記念日付印(小型印)」も、高額買取が期待できる消印です。「小型記念日付印(小型印)」は地域の記念行事など、特印を使うほど大きな行事ではないときに使われる記念印です。

「特殊通信日付印(特印)」と同様赤茶色のインクが使われ、大きさは「特殊通信日付印(特印)」より少し小さめの直径約33mmです。

特定地域の記念行事などで使われるため枚数が少ないことや使用期間が短いことが特徴で、そのため希少価値が高くなると考えられます。

 

4:短い期間のみ使用された「京橋局欧文日付印」

高額買取が期待できる消印や日付の種類には、「京橋局欧文日付印」もあります。「京橋局欧文日付印」は約3ヶ月という非常に短い期間しか使用されなかった消印で、コレクターの間ではとても希少価値が高いとされているため高額買取が期待できるでしょう。

 

5:その土地の名称が描かれた「風景入通信日付印(風景印)」

高額買取が期待できる消印や日付の種類に、「風景入通信日付印(風景印)」もあります。「風景入通信日付印(風景印)」は、旅行などの記念にその土地の名所や旧跡などを描いた消印です。

「特殊通信日付印(特印)」と同様赤茶色のインクで押され、基本的には直径約36mm以内の大きさです。ものによっては、その土地の特産品を型取ったものなどもあります。

 

6:ハト印の通称もある「初日用通信日付印(初日印)」

「初日用通信日付印(初日印)」も高額買取が期待できる消印です。「初日用通信日付印(初日印)」は、切手やはがきが発行される日に押される日付印で、ハトのマークが入っていることから通称「ハト印」とも呼ばれています。

和文ハト印、機械ハト印、欧文ハト印、絵入りハト印の4種類があり、中でも切手に関連したイラスト入りの「絵入りハト印」は切手コレクターの間で人気です。

 

7:きれいな丸で消印が読める「満月印」

「満月印」と言われる消印も高額買取が期待できるでしょう。「満月印」とは、切手の中央にきれいに丸く押された消印のことで、まん丸い形が満月のようであることから「満月印」と呼ばれています。

一方で、切手からはみ出した消印は「準満月印」と言われています。

 

使用済み切手を高く買い取ってもらうポイント

使用済み切手を高く買取ってもらうには、いくつかのポイントがあります。それらのポイントを知っているのと知らないのとでは、買取価格に差が出ることもあるでしょう。

使用済み切手をできるだけ高く買取ってもらうためにも、以下で紹介するポイントをしっかり押さえておきましょう。

 
  • はがきや封筒に貼り付けられているものは剥がす
  • きれいな状態で保管するためにストックブックを活用する
  • 「エンタイア」を考えてみる
  • 発行場所や図案でまとめて売る
  • 使用済み切手の価値を理解している業者に依頼する

 

1:はがきや封筒に貼り付けられているものは剥がす

使用済み切手を高く買取ってもらうには、はがきや封筒に貼り付けられているものは剥がしておくことがポイントです。

切手を綺麗に剥がすには、「水剥がし」という方法がおすすめです。

切手は周囲に余白を残して切り取ります。大き目の器にぬるま湯を張り、切り取った切手をそっと浮かべます。このとき、消印が消えないよう表面は濡らさないように注意しましょう。

10分程経ったら、丁寧に切手を剥がしよく乾かします。

 

2:きれいな状態で保管するためにストックブックを活用する

使用済み切手は、保管状態がよいほど高く買取ってもらえる可能性があります。そのため、できるだけ綺麗な状態で保管しておくこともポイントです。

そこで、使用済み切手はシワや汚れがつかないように、ストックブックに保管しておくのがおすすめです。

さらに、乾燥材などを使って湿気を防ぎ、直射日光の当たらない場所で立てて保管するようにしましょう。

 

3:「エンタイア」を考えてみる

切手が貼られ消印が押された封筒やはがきを「エンタイア」と言いますが、この「エンタイア」に価値が付く場合もあります。

「エンタイア」の価値は、切手の価値だけでなく消印や宛先など複数の要素から決定します。たとえば、切手自体はありふれたものだったりボロボロだったりしていても、宛名が有名人などの場合は価値があるとされて高く買取ってもらえる可能性があるでしょう。

 

4:発行場所や図案でまとめて売る

使用済み切手は特定の種類でまとめて売ることも、高く買取ってもらうポイントです。同じ発行場所でまとめられたものや動物シリーズ・植物シリーズなど、同じ図案や種類でまとめられたものはコレクターから人気があり、高く買取ってもらえる可能性があります。

 

5:使用済み切手の価値を理解している業者に依頼する

使用済み切手を高く買取ってもらうには、使用済み切手の価値を理解している業者に依頼するのもポイントです。

切手の価値や買取価格は業者によって判断が異なります。使用済み切手は消印や日付など、価値の付くポイントがいろいろあります。

そのため、切手の価値を正しく見極められる専門査定員でないと、その価値を見落とされてしまう可能性もあります。

使用済み切手を高額買取して貰うには、切手の知識や買取経験の豊富な査定員がいる業者に依頼しましょう。

 

高額買取が期待できる使用済み切手7選

使用済み切手の中には切手の図柄に高価値がついたり、発行枚数が少なかったりするために希少価値の付く切手があります。

ここからは、使用済み切手でも高額買取が期待できる切手7選を紹介していきます。手元にある使用済み切手に該当するものがないか、ぜひチェックしてみて下さい。

 

1:菱川師宣の作品を図案とする「見返り美人切手」

高額買取が期待できる使用済み切手1つ目は、浮世絵師・菱川師宣の作品を図案とする「見返り美人切手」です。

1948年に発行された「見返り美人切手」は浮世絵が題材とされた最初の切手として、日本国内のみならず海外からも注目を浴びた切手です。また、発行枚数が約150万枚と少ないことから高い価値が付けられています。

その後、原版の繊細な色遣いが再現された1991年バージョンなど、何度か再販されるほど人気のデザイン切手です。

出典:切手の豆知識|独立行政法人 国立印刷局 お札と切手の博物館

 

2:見返り美人の次のシリーズである「月に雁切手」

見返り美人の次のシリーズである「月に雁切手」も、高額買取が期待できる使用済み切手の1つです。

「月に雁切手」は「見返り美人切手」が人気を博したことを受けて、翌1949年に発売されたデザイン切手で、浮世絵師・歌川広重の描いた「月と雁」を図案としています。

5枚つづりで発行されており、バラでも高価値がつくことが期待されますが、5枚つづりの方がさらに高値が付くことが期待できます。

 

3:立太子の礼を記念して発行された「立太子礼記念切手」

高額買取が期待できる使用済み切手3つ目は、明仁親王(今上天皇)の立太子礼記念に発行された「立太子礼記念切手」です。

5円・10円・24円の3種類の切手が発行され、その後小型シートも発行されました。5円・10円切手には麒麟、24円切手には皇太子旗が描かれていて、5円・10円切手よりも24円切手が、またバラよりもシートの方が高値が付くことが期待できます。

 

4:当時輸出ができなかった中国切手のひとつ「赤猿切手」

比較的高値が付くことが多い中国切手の中でも、赤い背景に黒い猿の絵が描かれている「赤猿切手」は価値の高いプレミア切手として有名です。

「赤猿切手」に高い価値がつく理由として発行枚数が少なかったと共に、切手発行当時文化大革命の真っ最中だった中国では、切手収集や外国への切手輸出ができなかったため、なかなか世に出回らなかったことが挙げられます。

 

5:種類が揃っているとより高値が期待できる「オオパンダ切手」

水彩画のパンダの図柄が描かれている「オオパンダ切手」も、高額買取が期待できる使用済み切手です。

「オオパンダ切手」も「赤猿切手」「毛主席シリーズ」同様、文化大革命期に発行された中国のプレミア切手の1つとしてコレクターの間で人気の切手です。

約6種類発行されていて、バラよりもすべて揃っている方がより高値が付くことが期待できます。

 

6:詩詞に関する切手が人気の「毛主席シリーズ」

中国を統一国家にしたとして英雄と称されている毛沢東主席をモチーフにした「毛主席シリーズ」も、高額買取が期待できる使用済み切手の1つです。

中でも、詩人であった毛主席が詩詞を書く姿や、詩詞そのものが描かれている切手は特に人気が高く、高額買取が期待できます。

「毛主席シリーズ」は約14種類が発行されていて、単品よりも1セット揃っている方が高値が付くでしょう。

 

7:見た目が美しい「ウェル・センター」

高額買取が期待できる切手には、図柄のデザイン自体ではなく印刷のされ方に高値が付くものもあります。

たとえば、切手のデザインが中央に綺麗に印刷され、切手のミシン目(目打ち)と余白のバランスがいいものを「ウェル・センター」、印刷がずれてしまっているものを「オフ・センター」といい、見た目が美しい「ウェル・センター」の方が高額買取が期待できます。

 

切手のおすすめ買取業者

使用済み切手を買取ってもらうなら、グッドディールがおすすめです。グッドディールは積極的に切手の買取を行っている業者で、切手に精通した査定員が1枚1枚丁寧にしっかりと査定を行ってくれます。

また、グッドディールでは切手の販売ルートを複数保有しているのが特徴で、買取って欲しい切手がより高値で売れる販売先を確保することができます。そのため、どこよりも高い査定額をつけてもらうことが期待できるでしょう。

 

グッドディールでは積極的に切手の買取を行っております。
お問い合わせはこちら
切手の買取について詳しく見る

 

使用済み切手は海外に寄付することもできる

使用済み切手は、海外に寄付することもできます。

公益社団法人などでは、使用済み切手による国際保健医療協力活動を行っていて、全国から寄せられた使用済み切手や書き損じたハガキ、外国コインなどをアジアやアフリカの保健医療協力に役立てています。

家に使い道のない使用済み切手がある場合は、海外寄付も検討に入れてみてはいかがでしょうか。

 

使用済みではない古い切手に関する知識

ここまで使用済み切手について、買取可能な理由や高額買取が期待できる使用済み切手の種類などを紹介してきました。

しかし、中には使用済みでない古い切手をお持ちの方もいるでしょう。そこで最後に、使用済みでない古い切手についても紹介していきます。

 
  • 人気や希少性が高い古切手は買取価格が高くなる可能性がある
  • 買取相場の目安
  • 古い切手を返金してもらうことはできない

 

1:人気や希少性が高い古切手は買取価格が高くなる可能性がある

使用済みでない古い切手でも、コレクターに人気のあるものや元々発行枚数の少ない切手は買取価格が高くなる可能性があります。

ただし、日本では切手ブームが起きた影響で記念切手なども発行枚数が多かったことから、通常高い価値が付きやすい記念切手なども、ブーム以降のものは希少性が低いとされることを頭に入れておきましょう。

 

2:買取相場の目安

古い切手の買取相場は種類によって異なりますが、目安としては一般的にバラで額面の約60~70%、シートで約80%と言われています。

人気切手や発行枚数が少なかった切手など、希少価値の高いプレミア切手は高額買取の可能性も期待でき、特に文化大革命当時の中国切手は1枚でも約10万円以上の価値が付く場合もあります。

 

3:古い切手を返金してもらうことはできない

古い切手は基本的に返金してもらうことはできません。ただし、郵便局ではがきに交換してもらうことが可能です。交換の際に差額が発生する場合は、差額分とはがき1枚につき5円の手数料が、往復はがきでは10円の手数料がかかります。

また、レターパックやスマートレターなどの特定封筒とも交換可能です。特定封筒と交換する場合は、特定封筒の金額分の切手枚数もしくは差額分と、1枚につき42円の手数料がかかります。

出典:国内の料金表(主な手数料)|日本郵便株式会社

 

価値のある使用済み切手の買取を検討してみよう

今回は、使用済み切手の価値や高額買取が期待できる切手の種類について紹介してきました。使用済みの切手であっても、保存状態や希少性によっては高額買取が期待できるものもあります。

もし、使用済みでそのままになっている切手があれば、ぜひ買取も検討してみましょう。

 

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