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「使わなくなったプラチナジュエリーを買取してもらうにはどうしたらいいの?」
「プラチナ850とはなに?」
「相場が分からないから、損をしないか不安」
手元にあるプラチナ製品の買取に関して、このように悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
本記事では、特にプラチナ純度85%の「Pt850」に焦点を当て、特徴と共に「Pt850」以外の種類の基礎知識を紹介しています。プラチナジュエリー買取時のポイントも取り上げています。
この記事を読めば、手元にあるプラチナの取り扱いや買取の正しい知識を持っておくことができ、買取の際に損をせずスムーズに査定に挑めるでしょう。
手元のプラチナ価値知り、少しでも高く買い取ってもらいたいと思っている方は、是非この記事をチェックしてみてください。
頭の「Pt」はプラチナの元素記号を表す記号で、続く850とはプラチナの純度で、プラチナ含有率が85%であることを表わしています。残り15%は、パラジウムをベースにルテニウム(Ru)やイリジウム(Ir)など、他の金属が合金とし使用されています。
「Pt850」「Pt900」「Pt950」「Pt1000」の4区分で刻印されているプラチナおいて、ISO国際標準化機構や社団法人日本ジュエリー協会など、日本の規格下でプラチナとして認められているのはプラチナ850までです。
出典:ジュエリー用語辞典 正誤表|一般社団法人日本ジュエリー協会
柔らかすぎて弱く、加工しにくい純度100%のプラチナと比べると、含有率85%のPt850は強度や耐久性に優れているため傷がつきにくく、加工しやすくなっています。また、純度の高いプラチナと比べ割り金の含有率が高いため、白が強く感じられるのも特徴です。
ネックレスのチェーンや指輪など、長時間身に着けるアクセサリーの素材として最適ですが、割り金の配合が高い分アレルギーリスクも高まるため、アレルギーのある方は購入の際に注意しておいた方が良いでしょう。
出典:金属アレルギー|山梨大学医学部附属病院 アレルギーセンター
「Pt850」「Pt900」「Pt950」「Pt1000」の4区分で刻印されたプラチナの中でも、「Pt850」はパラジウム・ルテニウム・イリジウムなど、他の金属を割り金として使用している割合が一番高いため、プラチナの純度は低くなっています。
純度が低い分、一般的に流通している4区分で刻印されたプラチナの中でも比較的販売価格が安く手に入りやすいため、デイリー使いにも最適です。
割り金が増え、プラチナの純度が低くなるほど、硬く傷つきにくいプラチナ合金になるため、「Pt850」の強度は「Pt950」や「Pt900」よりも強く、刻印のあるプラチナジュエリーの中でも特に丈夫です。
加工しやすくコストも抑えられるため、チェーンネックレスやパーツに使われることも多い素材でしょう。
純度100%のプラチナは強度が弱く、やや黒みを帯びています。強度が弱いままではアクセサリーとしては向かないため、色を白くするためにパラジウム等の白い金属を割り金として混ぜ、強度を上げています。
割り金の含有量が増え、プラチナの含有量が低くなるほど白さが増すため、「Pt850」と「Pt999」を見比べると「Pt850」の方が白色を強く感じられるでしょう。
プラチナのジュエリーは、銀白色の上品な輝きが人気です。
ここからは、身に着ける機会がなくなったジュエリーを買取に出そうと思った時、高価買取を狙うために押さえておきたいポイントを紹介します。
宝飾品だけでなく、自動車などの産業用や工業用に用いられることが多いプラチナの相場は、景気の良し悪しに大きく影響を受けます。一般的に、好景気下では自動車が良く売れるのでプラチナの需要が上がるため、値段が上がると言われています。
プラチナは世界の市場で取引が行われており、取引価格は24時間活発に行われ、絶えず変動しています。常に市場を参考にし、買取金額を予測しましょう。
また、プラチナの相場はドル表記のため、日本円に換算した上で買取額が決まります。
プラチナの市場価格は秒単位で変動しており、価格が低い時は買取価格が下がってしまいます。プラチナをできるだけ高値で買取に出したいなら、タイミングが大事です。
プラチナは好景気ほど相場が上がると言われていますが一概には言えないため、こまめにインターネットなどでチェックするのを忘れないようにして、売り時を見逃さないようにしましょう。
プラチナの買取価格は、純度と重さで決まります。
買取後の商品は中古商品として店頭に並ぶものもありますが、専門の工場で溶解後、不純物を取り除いて新しいプラチナに生まれ変わることもあります。したがって、曲がっていても壊れていても問題ありません。その日の取引価格に応じて買取を依頼できます。
現品のみでの買取もできますが、購入時の箱やジュエリーケース、保証書、購入時の袋など、付属品を一緒に買取に出すことで、買取品の品質やブランド力が保証されます。
特に鑑別書、鑑定書は査定額を算出するための重要な指針となります。付属品は捨てずに保管しておきましょう。
純度100%のプラチナは耐蝕性が高く、黒ずみや錆が発生する心配はほとんどありません。しかし、アクセサリーにするには強度が弱いため、割り金を混ぜて強度を上げています。黒ずみや錆は、これらの割り金が化学反応を起こすことで発生します。
汗や洗剤で変色する恐れもあります。水仕事をする際には指輪を外したり、身に着けていない時はジュエリーボックスにしまったり、普段からキレイな状態をキープしておくと良いでしょう。
大事にしていたジュエリーを手放す際、できれば高値で売却したいものです。
買取店はそれぞれ販売方法や提示方法、手数料に違いがあるため、ネットの情報や実際に利用した人の話を聞くなどして事前に調査することが重要です。
1店舗だけでなく複数の店舗に見積依頼を出し、慎重に比較検討しましょう。
前述したように、プラチナには「Pt850」以外にも、「Pt1000」「Pt950」「Pt900」といった純度を表わす刻印や、日本の規格下ではプラチナジュエリーとして認められていない「Pt850」以下のものがあります。
ここからは、それぞれの種類と違いを詳しく紹介します。
Pt1000、別名「ピーセン」はプラチナ比率100%の最高純度金属で、プラチナの中でも一番高額なものです。投資用商品や工業用、産業用に使われる他、コインやインゴットに変え資産化する人が多いと言われています。
純粋なプラチナは強度が弱く傷つきやすいため、宝飾品加工には不向きだと言われています。色味は若干黒みを帯びており、プラチナジュエリー特有の銀白色の輝きがありません。
上記の「Pt1000」と同義です。不純物の混じっていない100%純粋な金属は化学的にも理論上存在しないため、平成24年4月より「Pt999」が純プラチナを指すように表記が変更になりました。
現在では、「Pt1000」「Pt999」の他に「純Pt」と呼ばれることもあります。日本人は9並びの数字を嫌う習慣があるため、刻印には「純Pt」とすることが多いです。
プラチナ含有量が95%で、残り5%はパラジウムやルテニウムなど他の金属が合金とし使用されています。
プラチナギルドインターナショナルが決定した国際基準では、950以上のものだけがプラチナジュエリーとして認められており、海外の指輪では一般的な純度となっています。
プラチナ含有量が90%で、残り10%はパラジウムやルテニウムなど他の金属が合金として混じっています。日本では、結婚指輪や婚約指輪としてよく使われている純度です。
純プラチナや「Pt950」より硬く傷もつきにくく、変形にも強いのが特徴です。銀白色の輝きが強いのも「Pt900」が人気の理由の一つでしょう。ペンダントヘッドやイヤリングによく使われます。
因みに、一般的なプラチナネックレスは、ペンダントヘッドに「Pt950」を、チェーンに「Pt850」を使っているものが多いです。
プラチナ含有量が65%のプラチナです。ISO国際標準化機構や社団法人日本ジュエリー協会がプラチナ製品として認める最低ラインが「Pt850」のため、プラチナとしては認められていません。指輪やネックレスの立て爪などのパーツでわずかに使われています。
ここまで、プラチナの種類としてPt850の特徴や買取のポイントを見てきました。
適度な硬さと耐久性があり、比較的安く購入できると人気がある「Pt850」は、多くのプラチナジュエリーに使われています。
デザインが古くなった、新しいお気に入りのアクセサリーを手に入れた、壊れているなど、様々な理由から身に着けなくなったものがある場合は、是非一度査定依頼をしてみましょう。
ご自宅に眠っている、プラチナをはじめとした貴金属製のアクセサリーや、ダイヤモンドなどのジュエリーを売却したいとお考えの方は、安心できる査定やキャンセルが無料、買取実績の多いグッドディールをぜひご検討ください。
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