BLOGブログ
「タンスに眠っている金のネックレスを売りたいけど、金1gあたりいくらなの?」
「金はどのように価格が決まるの?」
「金の相場は今後どうなるの?」
金の買取や純金積立という言葉を聞きますが、金1gの価格がいくらで、何を基準に価格が決まるのかご存じでしょうか。
この記事では、金1gあたりの価格相場や価格が変動する理由、金の価値を知る方法や金の保管方法を紹介しています。
この記事を読むと、金に関する基本的な知識を習得できます。自分の持っている金製品を買取店に持って行ったとしても、予めおおよその価値を知っていれば買取店で安く買い叩かれる心配もなく安心です。
これから金製品の買取査定を検討している人や、投資を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
世界中で取引されている金ですが、金の相場の基準は毎日午前と午後の2回、ロンドンにて5大貴金属商により金額が決められます。日本国内での取引では、1gあたりの金額を円換算で計算しています。
これから金の取引を考えている人は、金の価格相場や価格変動が起こる理由など、基本的なことを知っておくと心強いでしょう。
金は、現物資産としても投資対象としても人気があります。ネックレスなどの装飾品以外にも、精密機械や電子機器などその利用方法は多岐にわたります。また、不動産と違い現金化しやすいため、現物資産としても有効です。
株や債券のように、発行元の不祥事や破綻により一瞬にして価値がなくなる心配はありません。そのため、金は安定資産として需要があります。
金は、1gあたりの重量から金額を査定します。今日の金相場は、田中貴金属工業のホームページで発表されている地金価格を確認しましょう。
また、金を購入する場合は店頭小売価格を、金を売却する場合は店頭買取価格を参考にします。店頭買取価格は目安であり、所有する金の含有量などでも価格が変わるため注意が必要です。
金の価格は日々変化しています。金価格推移表を見ると、過去から現在までの値動きが確認できます。
チャートの平均値から、1gあたりの金相場は2019年の約4,900円から2021年の約6,400円へと大幅に上がっています。これはコロナウィルスによる経済不安から金の需要が高まったためだとされています。
その他、世界で大きな出来事があった年には金の価格に大きく影響が出ています。
金の相場が上昇する要因には、どのようなものがあるでしょうか。それは「金が多くの人に買われるとき」、すなわち、安定資産として所有しておきたいような場合です。
例えば、紛争や災害などが起こり社会情勢が不安定になったときには、現金や株などとは別に安定資産として金を購入する動きがあります。多くの人が購入する流れになれば、金の価値が上がり、値段も上昇するのです。
金相場が下落する要因は大きく3つあります。最初に、米ドルの高騰です。金相場は米ドルと真逆の動きをする傾向にあるため、米金利が上がるとドルが高騰し、金相場は下落すると言われています。
次に、金はその希少性から価値を生んでいますが、今後金の供給量が増えれば、当然希少性も低くなり相場が下がる可能性があります。
最後に、経済が安定し、安定資産としての金が不要になるか金以外の投資商品が現れた場合です。
金相場表には1gの金価格が掲載されているため、重さだけで価値をはかりがちです。実際は、重さ以外にも、金の状態や種類によっても買取価格が変わります。
例えば、傷ありでも金そのものに価値がある場合は買取価格に影響はありません。しかし、金の品質を証明する刻印が削れていたり金貨の形状が著しく変形していたりする場合は、価値が下がる可能性があります。
金の価値を知る方法を以下で紹介するため、参考にしてください。
金製品には金の種類と純度を示す刻印があります。例えば、k24とあればアルファベットのkはkarat(カラット)で金製品を表し、数字の24は純度を表します。アジア圏で作られた金製品のように、18k、24kと数字の後にアルファベットがくるものもあります。
「GP」「GF」「GEP」「GR」の刻印はメッキで塗られた製品で、貴金属としての買取はできません。
金の純度は5種類あり、純度の高いものほうが高価になります。24金と言われるk24は純金とも呼ばれ、金の含有量が99.99%以上のものを言い、それ以外にはk22、k18、k14、k10があります。
三菱のロゴが入ったインゴットと呼ばれる金のバーが有名ですが、こちらは純金です。5gや10gといった少量のものから500g、1㎏まで様々で、その美しさは目を見張るものがあります。
金のアクセサリーは自宅に眠っている金製品の代表ですが、デザインによっても価格に影響が出ます。
例えば、金の塊に見えるリングも実は中身が空洞になっているデザインだと、重量も軽量になり買取価格は減少します。
また、基本的に金アクセサリーは金製品として重量査定されますが、人気のデザインやブランドであればアクセサリーとしても需要が高くなるため、買取価格も上がります。
金は資産としてとても価値のあることが分かりますが、気になるのはその保管方法でございます。アクセサリーなら普段身に着けられますが、傷や紛失が心配です。また、インゴットや金塊のようにまとまった重量のものはどのように保管すればいいか迷うところでしょう。
以下では、金の保管に適した一般的な4つの方法を紹介します。自分のスタイルや予算に合った保管方法を探しましょう。
通常、自宅保管の場合は、金庫で保管することをおすすめします。その際は、簡単に開けられない、持ち運びできないような重くてしっかりした金庫を選びましょう。床が弱いと設置できないこともあるため注意が必要です。
また、災害時のリスクも考えて耐火・耐水の金庫がおすすめです。
銀行の貸金庫は、そのセキュリティの高さから安心して金を保管できる場所のひとつです。災害のみならず盗難からも守られるだけでなく、自分以外の人が開けることは原則できないためプライバシーも守られます。
銀行営業日ならいつでも自由に出し入れできるのも魅力です。費用はサイズなどにより異なるため、確認しておきましょう。
貴金属店で行っている保管サービスもあります。店舗にて購入した金をそのまま預入れる場合(購入預入れ)と、既に所有している金を持ち込んで預入れる場合(持ち込み預入れ)があります。
それぞれ、手数料などが異なるためよく確認しましょう。年間保管料は5kgまでが約5,500円、10kgまでが約11,000円が相場です。
運搬の手間や運搬中の盗難・事故が気になる方におすすめです。
金そのものを所有したり金庫を借りたりするのに抵抗がある方は、純金積立という方法がおすすめです。
純金積立はまとまったお金がなくても、月々の支払で始められます。一気に購入するのではなく一定の金額で定期的に購入することで、価格が高いときは少量を、価格が低いときは多く購入し、価格変動のリスクを減らせます。
金相場は世界情勢の影響を大きく受けるため、今後の予想は誰にも分かりません。ただ、チャートでこれまでの地金相場の推移を見ると、その年ごとに価格の上下はあるものの、全体的に見て上昇しているのは明らかです。
まだまだ安定資産として人気のある金について、詳しく調べてみるとよいでしょう。
金1gあたりの金の相場や、どのようなことが価格変動に影響するのかを知ることで、金というものがより身近になったことでしょう。手持ちの金製品にどのくらいの価値があり、いつ売ればよいかのタイミングもつかみやすくなったのではないでしょうか。
ぜひ、この機会に新聞やニュースを見るように、今日の金の値段をチェックすることを習慣づけてみましょう。
出典:本日の金・プラチナ・銀相場は?|田中貴金属工業株式会社
グッドディールでは金や貴金属など価値のあるものを適性な価値判断のもと、専門知識豊富なスタッフが査定・お買取りさせていただきます。本日の金相場やお持ちの貴金属の価値を知りたい、コレクションを売却したい方はぜひグッドディールへ!
【その他買取ジャンル】
美術品・絵画・茶道具・掛軸・珊瑚・お酒・陶器・楽器・食器・キーケース・手帳・スーツ・靴・洋服・帽子・傘・ベルト・ライター・おもちゃ・家具・楽器なども対応しております。
その他のお品でも、ぜひ一度お問い合わせください。
上記に記載のない商品でも、ぜひ一度ご連絡ください!グッドディールではお客様のご納得いただける高価格で査定させていただきます。