「無名画家の絵画を売るにはどのような点に気をつければ良い?」
「無名画家の絵画の売り方やポイントが知りたい」
このように、無名画家の絵画を売る方法について疑問に感じている方はいるでしょう。とくに、はじめて絵画を売るときは、どのようにすれば買取してもらえるのか不安になるでしょう。
有名な絵ではなく無名画家の描いた絵は、売り方や売却先の選び方次第で買取の可否が決まるためです。
この記事では、どのような無名画家の絵画が売れるかや絵画の種類などをご紹介します。
この記事を読むことで、売れる絵画のポイントを把握できるため、今後絵画を売る際の参考になるでしょう。
現在、手放したい絵画をお持ちの方、絵画の買取について興味がある方は、ぜひこの記事を参考にして下さい。
無名画家の絵画は売ることができる?
絵画が趣味の方の中には、無名画家の絵画は売れるのか、という点について疑問に感じることがあるでしょう。
とくに、絵が有名ではないことや、コネクションがないなどの理由から、買取に不安や迷いを感じることは少なくありません。
結論から申し上げると、無名画家の絵画は売れる可能性があります。とくに、近年は生活の変化から買取先の選択肢が増えつつあるのです。様々な場所で広がりをみせていて、売る側にとって出品しやすい環境といえます。
絵画の主な種類
そもそも絵画にはどのような種類があるのでしょうか。絵画には様々な種類があります。それぞれの特徴が買取に関わるため、売りたい絵画がどのような技法で描かれているのか、絵画の内容や種類について深く理解しておく必要があるでしょう。
こちらでは、多数ある絵画の種類の中から、代表的な3つの種類に絞ってそれぞれの特徴について詳しく説明します。自分の持つ絵画がどの種類に該当しているか確認して売却する際の参考にして下さい。
洋画
洋画は西洋文化から生まれた絵画で、主に油絵や水彩画を指します。「洋画」という言葉は、日本画と識別するため明治時代に作られた日本特有の言葉です。「洋画」という言葉は海外では用いられていません。
洋画の中でも代表的な絵画が油絵ですが、専用の油絵具を用いることで様々な色彩やタッチを描写する絵画であることが特徴です。これまでも様々な画家が有名な作品を作り出してきました。
日本画
日本画は、日本の伝統文化を活かした絵画です。その描写方法は、和紙やシルク、岩絵具など様々で、日本特有の素材や原料が用いられていることが特徴です。
江戸時代までは、「日本画」という言葉はありませんでしたが、明治時代に洋画が入ってきたことをきっかけに絵画の種類を区別するために生まれたといわれています。
なかでも、岩絵具を用いた日本画は有名で、岩絵具の原料である鉱石は色によって粒子の細かさや質感などに差があるため、その色に適した表現方法が必要になる絵画です。
現代絵画
現代絵画は、現代社会の課題点に対する思いを作品に投影した絵画です。現代絵画の歴史は古く、第二次大戦後に生まれた技法だといわれています。まだ歴史が浅く、近年の代表絵画だと考えていた方もいるのではないでしょうか。
現代絵画は、壁画だけではなく、映像や建物、空間などアートの表現方法は様々あります。前衛的であることや、芸術的あること、アーティスティックな描写方法が特徴です。
無名画家の絵画を売る際のポイント
絵画の買取といえば有名画家の作品という印象があるため、自信がない方もいるでしょう。売却するときは、高く買取してもらうための方法を把握しておくことが重要です。
こちらでは、どのような無名画家の絵画であれば買取してもらえるのか、買取の可能性がある作品の特徴や、買取してもらうための絵画の保管方法などをご紹介します。
- 日本画なら本画や肉筆画かチェックする
- 額縁に入った状態で売る
- 実績のある買取業者に依頼する
- 絵画を水拭きしない
- 画家本人が描いた絵画を買取依頼する
- 売るまで管理・手入れを怠らない
- 絵画のオプション品も一緒につける
日本画なら本画や肉筆画かチェックする
日本画の場合は、本画や肉筆画は買取の可能性が高い傾向にあります。本画とは、清書した絵画作品を指します。下図などに対して区別する言葉であり、日本絵具で描かれたものです。また、肉筆画とは版画に対しての言葉で、筆で描かれた浮世絵などを指します。
これらは、画家が実際に描いた作品であることが特徴です。無名画家の作品でも買取してもらえることがあるでしょう。
額縁に入った状態で売る
額縁に入った状態の作品は、無名画家でも買取してもらえる可能があります。これは、額縁も込みで査定してもらえるケースがあるためです。もしも、絵画の売却を検討している際は、額縁に入った状態で買取してもらうのが良いでしょう。
実績のある買取業者に依頼する
無名画家の絵画の場合は、買取業者によって査定の判断が異なる傾向があります。無名画家の作品の場合は、ニーズが見込めない可能性があるためです。
実際に売却できるかどうかは買取業者によるため、なるべく実績のある業者を選ぶようにしましょう。複数の買取業者に査定をしてもらい決めるという方法もあります。
絵画を水拭きしない
無名画家の絵画を売却する際に、水拭きはしないようにしましょう。作品を劣化した状態で査定に出すことは珍しくありません。額縁などに溜まっているホコリを払う程度で良いでしょう。
画家本人が描いた絵画を買取依頼する
絵画は、本画や肉筆画などのように、画家が自ら描いた絵画の方がそうでない作品に比べて高額査定されるケースがあります。無名画家の絵画を売るときは、なるべく本人が描いた作品を選ぶと効果的です。原画なども買取されやすいでしょう。
売るまで管理・手入れを怠らない
絵画の管理や手入れを普段から怠らないことが大切です。絵画は傷みやすく、カビなどが発生する場合があるためです。汚れがあると、査定の金額にも響いてくるでしょう。
箱に入れて保管しておく、太陽光が当たる場所での保管は避ける、湿度に注意するなど、管理を徹底して下さい。
絵画のオプション品も一緒につける
絵画に説明文や参考資料などオプション品があれば一緒に売却しましょう。オプション品の有無で査定の金額が左右する場合があるためです。作者の署名が入った箱などのオプション品も探してみましょう。
無名作家の工芸品は売ることができる?
工芸品の場合は、無名作家であっても買取されやすい傾向があります。これには、工芸品が生活で使用しやすいという面が大きく影響しています。無名画家の絵画に比べて、作品自体の価値が高いため買取の対象になりやすいのです。
おすすめの絵画・美術品買取業者
無名絵画や工芸品など美術品の売却を検討しているときにおすすめの買取業者がグッドディールです。ブランド品や不用品の買取もしており、実績ある買取専門のプロがしっかりと査定してくれます。
買取のジャンルも多数あるため、もしも処分したい品がある場合は、下記からお問い合わせ下さい。
無名でも絵画・工芸品を査定に出してみよう
この記事では、無名画家の絵画を売るためのポイントや、買取されやすい作品の特徴などをご紹介しました。買取経験が無くはじめて売却する方、今後絵画を売る予定がある方は、買取ポイントをよく理解して、なるべく実績のある業者に依頼すると良いでしょう。
また、絵画以外にも、工芸品などの美術品の場合は、無名でも買取対象となるケースがあります。家で眠っている品や、不要になったものがあるときは、買取業者へ査定に出すことで断捨離できるため、片付けしたい方にぴったりの方法です。
複数の業者に査定を出すなどして、後悔のないようにして下さい。
グッドディールでは絵画・美術品・骨董品など、価値のあるものを適性な価値判断のもと、査定・お買取りさせていただきます。絵画・美術品・骨董品の価値を知りたい、コレクションを売却したい方はぜひグッドディールへ!