天保通宝の価値とは?種類や高価格で買い取ってもらうためのポイントを紹介

公開日:2022年3月7日
最終更新日:2022年3月29日

「天保通宝が手元にあるけれど、どれくらいの価値があるの?」
「高い値段で買い取ってもらうにはどうすればいいのかな」

天保通宝の買取を考えていて、このような悩みや不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、天保通宝の種類やその価値についての情報に加え、買取の際に高額で買い取ってもらうためのコツや天保通宝の買取におすすめのサービス「グッドディール」について紹介します。

この記事を読むことで、数多くある天保通宝の各種類の価値を把握できるでしょう。そして買取に出す際のポイントを読めば、天保通宝を高い価格で買い取ってもらうことが期待できます。

安い値段で売ってしまって後悔することもなくなり、古銭を売るのははじめてだという方も安心して取引することができるでしょう。

天保通宝について詳しく知りたい方や買取を考えている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

 

江戸時代末期に発行された天保通宝とは?

天保通宝は、江戸時代末期に発行され、明治時代まで流通していた通貨です。

小判型で、中央に正方形の穴が開いているのが特徴です。表面には「天保通寶」と書かれており、裏面には「當百(とうひゃく)」という文字と金座後藤家の花押が描かれています。

天保通宝は使われている金属の量目に対して貨幣価値が高かったことから、偽造品が多く出回り、日本経済を混乱させたという記録が残っています。

 

天保通宝の種類と現在の価値10選

天保通宝は江戸幕府が正式に鋳造した鋳銭から、地方の藩が許可のないまま鋳造した密鋳銭(みっちゅうせん)まで、数多くの種類が出回りました。

どれも小判型の穴銭で刻印されている文字も同じですが、穴の縁取りの形が微妙に違っていたり、文字の形が他と異なっていたりと、実はさまざまな種類があるのです。

ここからは、主な天保通宝を10種紹介していきます。

 

1:江戸幕府の正式鋳造通貨「本座長郭」

本座長郭(ほんざちょうかく)は、江戸時代末期の天保の頃に鋳造された天保通宝です。

「本座」には、江戸幕府で正式に造られたという意味があります。中央に開いた穴の縁が縦に長くなっているため、長郭と名付けられました。

流通用として使われていて、天保通宝の中での価値は低い方と言われていますが、鋳造の型の元になった母銭だった場合には高値が付く場合があります。

 

2:縁取りが太い「本座広郭」

本座広郭(ほんざこうかく)は、天保の次の元号である弘化の時代に、江戸幕府から鋳造された天保通宝です。

中央にある穴の縁取りの幅が他よりも太く、本座細郭とは正反対の特徴を持っています。通常銭ではそれほどの価値はありませんが、母銭であれば高い価値が期待できる天保通宝です。

 

3:縁取りが細い「本座細郭」

本座細郭(ほんざさいかく)は、本座長郭と同じく天保の時代に江戸幕府から鋳造された天保通宝です。

中央にある穴の縁取りの幅がわずかに細くなっており、本座広郭と正反対の特徴を持っています。母銭の数が非常に少ないため、母銭であれば高い価格で取引されると言われています。

 

4:本座細郭と本座広郭の中間「本座中郭」

本座中郭(ほんざちゅうかく)は、天保からしばらく後の慶應の時代に、江戸幕府から鋳造された天保通宝です。中央にある正方形をした穴の縁取りの幅が太くも細くもなく、本座細郭と本座広郭のちょうど中間にあたるものと言えます。

買取相場は比較的高めです。また本座中郭の母銭は未だ発見されておらず、もしも存在していれば非常に高い価値が付くでしょう。

 

5:正式な許可を得て作られていた「水戸藩鋳銭 短足寳」

水戸藩鋳銭 短足寳(みとはんちゅうせん たんそくほう)は、水戸藩から鋳造された天保通宝です。

江戸幕府は各藩で天保通宝を鋳造することを禁止していましたが、水戸藩だけは江戸幕府から許可が下り、正式に天保通宝を発行していました。水戸藩鋳銭 短足寳は刻まれている文字が太く、表面に書かれている「寳」という漢字の点の部分が丸く短いという特徴があります。

 

6:薩摩藩で密鋳された「薩摩藩 横郭 仰冠當」

薩摩藩 横郭 仰冠當(さつまはん おうか ぎょうかんとう)は薩摩藩鋳銭とも呼ばれ、薩摩藩から密鋳された天保通宝です。

ガマ口と呼ばれる、中央の穴の縁取りが横長になった形が特徴です。名称の仰冠當とは、裏面に刻まれた「當百」のワかんむりが右下がりであることを表しています。

薩摩藩鋳銭は、横郭仰冠當の他に「広郭」や「美制」など、穴の縁取りや書体の特徴によってさまざまな種類があります。天保通宝の中でも比較的珍しく、古銭買取市場で人気の高い密鋳銭のひとつです。

 

7:長州藩が鋳造した密鋳銭「萩藩鋳銭」

萩藩鋳銭(はぎはんちゅうせん)は、長州藩が密鋳した天保通宝です。

表面に刻まれた「通」の文字のしんにょうが長く伸びているのが特徴です。長州藩は当時萩藩とも呼ばれていたため、萩藩鋳銭という名称が付いています。

 

8:高知藩の密鋳銭「高知藩鋳銭」

高知藩鋳銭(こうちはんちゅうせん)は、高知藩が密鋳した天保通宝です。

以前はどこで造られたものかわかっていませんでしたが、同じ書体の枝銭が発見され、高知藩によって造られたことが明らかになりました。

高知藩鋳銭には額輪短尾通と呼ばれる特徴があり、周囲の縁取りの方が刻印されている文字よりも高く、「通」の字のしんにょうが短くなっています。

 

9:福岡藩によって密鋳された「福岡藩鋳銭」

福岡藩鋳銭(ふくおかはんちゅうせん)は、福岡藩が密鋳した天保通宝です。

刻まれている「保」と「通」の字が中央の穴からやや離れているという特徴は「離郭」と呼ばれ、「福岡藩鋳銭 離郭」の名前でも呼ばれています。

 

10:秋田藩が無許可で作った「秋田藩 広郭」

秋田藩広郭(あきたはんこうかく)は、秋田藩が密鋳した天保通宝です。

天保通宝のほとんどは素材が銅でできていますが、秋田藩広郭は特に銅の色がよく出ており赤みがかった色をしています。広郭と名前が付く通り、中央の穴にある縁取りの幅が広いのが特徴です。

10,000円以上で取引されることもあり、価値の高い天保通宝と言えます。

 

天保通宝の密鋳銭はプレミアが付くこともある

江戸時代当時では価値がないも同然だった密鋳銭ですが、現在の古銭買取市場ではプレミアが付いていることも少なくありません。

正式に使われていた天保通宝よりも地方で作られた密鋳銭の方が数は少なく珍しかったため、偽造品である密鋳銭の方が高い価値が付けられていることが多いのです。

天保通宝はどれも形がよく似ていて見分けるのは難しいですが、密鋳銭と思われるものが手元にあったら、ぜひ買取に出してみましょう。

 

天保通宝を高価格で買い取ってもらうポイント

天保通宝を買取に出す際には価値が下がってしまわないよう、気を付けたいポイントがあります。

ここからは天保通宝を高値で買い取ってもらうためのポイントを5つ、紹介していきます。査定を申し込む前に、これらの5点を押さえておきましょう。

 
  • 価値を理解している業者に依頼する
  • 下手に磨いたりしない
  • なるべく経年劣化する前に買い取ってもらう
  • 鑑定書があれば付ける
  • 複数の買取業者に査定してもらう

 

1:価値を理解している業者に依頼する

天保通宝を買取に出したいと思った時、古銭専門でない一般的な買取業者では正しい買取価値を見極めるのが難しい場合があります。古銭専門の買取業者にお願いすれば、状態の良し悪しだけでなく、コレクターからの人気の高さや希少性も考慮して値段を付けてもらえるでしょう。

また、天保通宝は通常銭か母銭かどうかで大きく価値が変わるため、古銭の知識がある業者を選ぶことは天保通宝を高価格で買い取ってもらう上で重要といえます。

希少価値の高い天保通宝を安い値段で売ってしまって後悔しないためにも、売る際は古銭の価値を理解している業者を探して依頼するとよいでしょう。

 

2:下手に磨いたりしない

汚れていて状態が悪いと買い取ってもらえないのではないかと思っても、天保通宝を磨いたり洗浄したりするのは避けましょう。

古銭の買取では、発行当時そのままの状態であることを重視しています。無理に磨いて表面に傷が付いてしまうと、かえって価値が下がってしまう場合があります。

天保通宝を買取に出す前は傷がつかないようていねいに扱い、お手入れはホコリを払う程度にしておきましょう。

 

3:なるべく経年劣化する前に買い取ってもらう

造られてから長い年月が経っている天保通宝は、どれだけていねいに保管していても経年劣化によるサビや変色が出てしまうことがあります。このような劣化が進むと天保通宝の価値が下がってしまうため、状態が悪くならないうちに買取してもらいましょう。

記念硬貨など、流行がある貨幣は人気が高まった時期に売ると高価買取が見込める場合もありますが、天保通宝の場合はできるだけ早めに買取に出すことをおすすめします。

 

4:鑑定書があれば付ける

天保通宝を含め、古銭の価値を見極めるのはプロの査定士でも難しい場合があると言われています。そんな時、鑑定書があれば正確な値段が付けられ、取引もスムーズになります。

もしも天保通宝の鑑定書があったら、一緒に査定に出しましょう。

 

5:複数の買取業者に査定してもらう

古銭の査定は買取業者によって、買取額が異なる場合があります。なるべく高価格で買い取ってもらうには、1社の査定だけで決めずに複数の業者に査定してもらい、高く売れるところで売却しましょう。

業者によっては査定料やキャンセル料などの手数料がかかる場合があるため、無料査定をしてもらえる業者を探すのがおすすめです。

 

天保通宝を買い取ってくれるおすすめ業者

ここからは、古銭の買取におすすめのサービス「グッドディール」を紹介します。

グッドディールは、株式会社HAPPY PRICEが運営している買取サービスです。グッドディールでは天保通宝を含むさまざまな古銭を、古銭に精通した査定士が1点1点ていねいに査定してくれます。状態の悪い古銭であっても査定が可能です。

買取方法は出張買取、宅配買取、店頭買取があり、出張買取では古銭1枚からでも申し込みができます。出張料、査定料、キャンセル料などの手数料は一切かからないため、天保通宝の買取を考えている方はグッドディールに気軽に相談してみましょう。

 

グッドディールでは積極的に古銭の買取を行っております。
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天保通宝と同じくらい古銭買取市場を賑わせている「寛永通宝」とは?

古銭買取市場において天保通宝と同じくらい注目されているのが、寛永通宝(かんえいつうほう)です。

寛永通宝は、天保通宝の半分程度の大きさをした丸形の古銭で、中央に正方形の穴が開いています。歴史は天保通宝より古く、寛永の時代から発行がはじまって江戸時代、明治時代、大正時代と長い期間使用されていました。種類が多く、コレクターからの人気が高い古銭です。

 

天保通宝の価値を知っておこう

本記事では、天保通宝の種類や価値、高価格で買い取ってもらうためのコツなどを紹介しました。天保通宝の価値を理解し、信頼できる買取業者を探すことが、天保通宝の高価買取につながります。

買取に出そうか悩んでいる天保通宝があれば、ぜひこの記事を参考にして、古銭についての専門知識を持った業者に買取の依頼をしてみましょう。

 

グッドディールでは天保通宝をはじめ、古銭などの価値のあるものを適性な価値判断のもと、査定・お買取りさせていただきます。古銭の価値を知りたい、コレクションを売却したい方はぜひグッドディールへ!

 

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