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ウォーターオパールとは?特徴とお手入れ方法・高価買取のポイント

オパールという名前は知っていても、ウォーターオパールについては詳しく分からないという方も多いでしょう。

色鮮やかな輝きが水に浮いているかのように見える、クリアな美しさが魅力のウォーターオパールは、ジュエリーとしても人気の高い宝石のひとつです。

本記事では、ウォーターオパールの基礎知識に加えて、買取で高評価が期待できるウォーターオパールの特徴を解説しています。

また、普段のお手入れ方法や査定額アップのコツなど高価買取につながるポイントについても紹介します。この記事を読むことで、買取査定に出す際の心構えとして役立てることができるでしょう。

ウォーターオパールについて興味がある方や、お手持ちのウォーターオパールを少しでも高く売りたいと考えている方は、この記事をぜひチェックしてみてください。

 

ウォーターオパールの特徴

オパールは和名では蛋白石(たんぱくせき)といい、10月の誕生石になっている宝石です。

オパールの一種であるウォーターオパールは、ボディーカラー(地色)に透明感があり、光が当たると色鮮やかな輝きを放つことからジュエリーとしても高い人気を誇っています。

ウォーターオパールはどのような宝石なのか、その特徴について詳しく見ていきましょう。

 

ウォーターオパールとは?

ウォーターオパールは宝石のオパールの一種で、地色は無色透明や乳白色のものが一般的です。クリアな地色の上に、遊色効果(光が当たると虹のような輝きを放つ光学効果)による鮮やかな色彩が重なり、まるで水に浮いているかのように見えます。

オパールは大きく2種類に分類されます。遊色効果で複数色の輝きが見られるタイプをプレシャスオパールと呼び、ウォーターオパールはそのひとつです。一方、遊色効果を持たないタイプはコモンオパールと呼ばれます。

石言葉には「乙女の恋心」「目覚め」「真の自己」などの意味があるとされ、パワーストーンとしても人気です。アクセサリーとしてだけでなく、石の輝きをより堪能しやすいとされるルース(ジュエリーに取り付けられていない裸石)の状態で売られることもあります。

産地としてはオーストラリア産やメキシコ産、エチオピア産のものが有名ですが、天然石ではない合成した模造石も多く販売されています。その中でも、主に流通されているのはメキシコ産のもの。近年でもエチオピア産のウォーターオパールが増えていて、日本国内にも流通されています。

 

他のオパールとウォーターオパールの違い

オパールには、地色や遊色効果の有無などによって様々な種類が存在します。

オパールの地色は石に含まれる微小な不純物によって変化し、石によって黒、白、赤、黄、オレンジ、緑、青など多彩な色を持つのが特徴です。

オパールはこうした背景色に基づいて分類され、ブラックオパール、ホワイトオパール、ファイアオパール、ボルダーオパール、クリスタルオパールなどのタイプがあります。

ウォーターオパールは、透明度の高いホワイトオパールとして分類されることが一般的で、鑑別書の宝石名はホワイトオパールまたはオパールと記載されます。

 

ウォーターオパールのお手入れ

ウォーターオパールの買取金額には、その石の状態も影響してきます。

お手入れや保管の方法を間違えると商品価値が下がってしまうことがあるため、売却を検討している場合は特に取り扱いに気をつけましょう。

 

お手入れ方法

ウォーターオパールは水分を多く含む性質から割れやすいとされるため、取り扱いに注意する必要があります。汗にも弱いため、石ができるだけ肌に触れないように気をつけて使うと良いでしょう。

普段のお手入れは、宝石の表面を柔らかい布やセーム革などで拭く程度で問題ありません。

もしも水を使って汚れを落としたい場合は、ウォーターオパールの種類によって向き不向きがあるため事前に確認が必要です。

ウォーターオパールの中には、水分を特に吸収しやすいハイドロフェーンオパールという種類があります。ハイドロフェーンオパールを水洗いすると地色や遊色効果に変化が生じる可能性があるため、水を使ったお手入れはおすすめできません。

ハイドロフェーンオパールでなければ水やぬるま湯などで洗うことも可能ですが、所持しているウォーターオパールの性質がよく分からない場合は、水洗いを避けた方が無難でしょう。

 

保管方法

オパールは乾燥や熱に弱いため、暖房の風がかかる場所や直射日光の当たる場所などに置くことは避け、紫外線の届かない容器などに入れて冷暗所に保管しましょう。

また、オパールには水分を吸収する性質があるため、湿度が変化しやすい場所も避けるようにします。

湿気の吸収・排出が頻繁に行われると、ひび割れの原因になることがあります。保管には湿気が少ない場所を選び、乾燥しすぎないためにも乾いた柔らかい布で包むなどの配慮をすると良いでしょう。

 

ウォーターオパールの高価買取につながるポイント

鮮やかな遊色効果やみずみずしい美しさが魅力のウォーターオパールですが、価値が高いとされるのはどのようなウォーターオパールなのでしょうか。

ここでは、高価買取が期待できるウォーターオパールの特徴と、査定に出す際のコツを紹介します。買取を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

 

高価買取されるウォーターオパールの特徴

ウォーターオパールは遊色効果の鮮やかさや地色の透明感、カットの美しさなどによって評価され、希少価値が高いほど高額査定の可能性が高まります。

高価買取されやすいウォーターオパールにはどのような特徴があるのか、具体的に見ていきましょう。

 

・遊色効果が鮮やか

オパールは遊色効果の少ないものや見えにくいものも多く、遊色効果が鮮明に見られるものほど高価格で買取される可能性が高くなります。

虹のように複数色の輝きを持つものはより高い評価になり、中でも遊色効果における主なカラーが赤色の場合は希少価値が高く、高価買取されやすい傾向にあります。そのほかオレンジ色、黄色、緑色、青色なども人気が高いカラーです。

さらに、遊色効果は石全体にまんべんなく出ているものの方が良いとされています。

特に価値がつきやすい遊色効果の配置パターンに、石全体に角ばった大きめのまだら模様が入った「ハーレクイン(モザイク)」があります。

また、小さな斑点が密集した「ピンファイア(ピンポイント)」、赤みを帯びた線状模様の「フレーム」、青と緑の色彩が孔雀の羽根色を思わせる「ピーコック」なども人気のパターンです。

 

・地色の透明感が高い

透き通るような色のウォーターオパールは高評価となり、特に地色が無色透明のものは希少価値が高いとされています。

地色に色がある場合は、青みがかったものの方が評価されやすく、イエロー系の色合いのものはブルー系のものより評価が下がる傾向にあります。また、色が鮮明に出ており、濁りがないものの方が高価買取される可能性が高いでしょう。

なお、オパールの品質が一定以上であればサイズも評価のポイントとなります。宝石の重さを表す単位であるカラット(ct)の値が大きいものほど価値も高くなる傾向にあるため、大粒のウォーターオパールはより高評価となるでしょう。

カラットは、宝石の重さを表す単位で1カラットが0.2グラムといわれています。

出典:ダイヤモンド | 一般社団法人日本ジュエリー協会

 

・カットが美しい

カッティングも宝石の価値を左右する要素のひとつです。

ウォーターオパールでは、遊色効果の美しさが出やすいカボションカットが好まれています。カボションカットはドーム状に丸く磨きあげるカット方法のことです。

均整の取れた左右対称のものや石の厚みがあるものは特に評価が高まりやすく、高価買取が期待できるでしょう。

ひび割れや欠けがあったり、内部に亀裂が入ったりしている場合は、石の価値が下がるとされています。

 

ウォーターオパールを高価買取してもらうコツ

ウォーターオパールをより高く買取ってもらうためには、査定時に気をつけたい2つのコツがあります。

ひとつめは、鑑別書がある場合は査定の際に持参するということです。鑑別書があればウォーターオパールの品質を証明しやすく、査定がスムーズに進むというメリットがあります。

また、付属品が揃っていると買取額が上がるケースもあるため、購入時の箱や保証書なども一緒に査定に出すと良いでしょう。

ふたつめは、できるだけ美しい状態で査定に出すということです。きれいな状態の方が査定額アップを狙いやすいため、査定の前に汚れを拭き取っておきましょう。

なお、ジュエリーの場合はウォーターオパール自体の価値だけでなく、プラチナなど使用されている地金によっても買取価格が変わることがある点にも注意が必要です。

 

ウォーターオパールの特徴について知ろう

ウォーターオパールを高く買取ってもらうためには、高評価になるウォーターオパールの特徴を知り、お手入れや保管方法にも気を配って、より良い状態で査定に出すことが大切です。

ウォーターオパールの売却をお考えの際は、宝石の取り扱い実績が多いグッドディールをご検討ください。ご自宅への出張買取や箱に詰めて送るだけの宅配買取を行っており、店頭に出向く時間がないという方にも便利にご利用いただけます。

 

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