「グランドセイコーの中でも、資産価値が見込めるモデルってどんなもの?」
「そもそもグランドセイコーの特徴ってなに?」
このように、高級腕時計グランドセイコーの資産価値やその特徴などについて知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、グランドセイコーの中でも資産価値が期待できるモデルについて解説しています。また、グランドセイコーの持つ特徴や、グランドセイコーの資産価値の目安となる事項についてもまとめています。
グランドセイコーの資産価値や特徴について知ることで、グランドセイコーのリセールを狙っている方は納得のいく買取価格で売却することができるでしょう。
グランドセイコーを売りたいと考えている方や、グランドセイコーについて詳しく知りたいという方は、ぜひ記事の内容を参考にしてみてください。
グランドセイコーとは?
グランドセイコーとは、時計メーカー「SEIKO」がリリースしている腕時計です。
1960年に誕生し、その後国内でムーブメントの開発から製造工程のすべてを自社で行う「マニュファクチュール」という手法を貫いているのが特徴です。
グランドセイコーはこだわりの詰まった時計作りから国内外に愛用者が多く、資産価値の高い腕時計としても広く知られています。
グランドセイコーの持つ特徴
グランドセイコーには、その資産価値を裏付ける優れた特徴があります。
ここからは、グランドセイコーの持つ特徴についてご紹介します。グランドセイコーについてさらに詳しく知りたいという方は、ぜひ以下の内容を参考にしてみてください。
世界で珍しいスプリングドライブ式
グランドセイコーの動力源(ムーブメント)の中には、世界的に見ても珍しいスプリングドライブ式というものがあります。
スプリングドライブ式はグランドセイコーが20年以上の歳月をかけて開発したムーブメントです。
ゆったりとした秒針の動きが特徴的で、グランドセイコーの優雅な印象を決定づける重要な要素ともいえるでしょう。
シンプルで文字盤が見やすい
グランドセイコーは、「SEIKO」の腕時計のデザインの多くが基本とする「セイコースタイル」を採用しています。「セイコースタイル」とは平面が多く、文字盤に光を取り込みやすいのが特徴で、華美な装飾こそありませんが実用性が高いデザインです。
このように文字盤がシンプルで見やすいのも、グランドセイコーの特徴です。
こだわりの動力源(ムーブメント)
グランドセイコーの動力源(ムーブメント)には、メカニカル式、クォーツ式、そして先述したスプリングドライブ式があります。
メカニカル式は昔ながらのゼンマイ式ムーブメントで、厳しい自社規格を製品に課し、その高い精度を可能にしています。
そしてクォーツ式とは電力を動力源としたムーブメントで、水晶の性質を活かしてその高い精度をキープしています。
スプリングドライブ式はメカニカル式とクォーツ式のハイブリッド型ムーブメントです。
これら3種類のこだわりのムーブメントがグランドセイコーの実用性を支え、「メンテナンスをしながら長く使える腕時計」としての価値を支えています。
資産価値が期待できるグランドセイコーモデル8選
ここからはこれから価値が上がることが期待できるグランドセイコーのモデルを、8種類ご紹介します。資産価値のあるグランドセイコーのモデルとはどのモデルか、知りたい方は以下の内容をぜひ参考にしてみてください。
1:スプリングドライブ クロノグラフGMT
「スプリングドライブ クロノグラフGMT」は、2つの地域の時刻を知らせるGMT機能が搭載されたモデルです。旅行好きな方や海外への出張が多い方などにご活用いただけます。
また、「SEIKO」が誇る優れたストップウォッチ機能を楽しめるのも魅力の1つです。
そんな「スプリングドライブ クロノグラフGMT」は、買取価格が100万円を超えることも多く、グランドセイコーの中でも資産価値の高いモデルとして知られています。
2:メカニカルハイビート36000
「メカニカルハイビート36000」はムーブメントにメカニカル式を採用しています。
メカニカル式の腕時計の精度を測る1つの目安として、振動数というものがあります。多くの腕時計の振動数が1時間に21,600回や28,800回とされている中で、「メカニカルハイビート36000」の36,000回という振動数は飛びぬけて高スペックといえるでしょう。
そんな「メカニカルハイビート36000」は、買取価格に100万円弱の値段がつくものも多く、資産価値が見込めるモデルです。
出典:メカニカルハイビート36000 Caliber 9S851|グランドセイコー
3:スプリングドライブ GMT SBGE001
「スプリングドライブ GMT SBGE001」は、スプリングドライブ式のムーブメントを採用したダイバーズモデルです。がっしりとした回転ベゼルやGMT機能から、スポーティーな印象と実用性を兼ね備えています。
そんな「スプリングドライブ GMT SBGE001」はすでに生産が終了しているにもかかわらず、人気が落ちない資産価値が期待できるモデルです。
4:SBGA365 大丸創業300年記念モデル
「SBGA365 大丸創業300周年記念モデル」は、大丸のシンボルである孔雀をイメージした、深緑の文字盤が印象的なモデルです。
限定モデルであることからプレミアが付き、徐々に価格が高騰している資産価値の見込める逸品といえます。
5:スプリングドライブ SBGA211 雪白
「スプリングドライブ SBGA211」は、別名「雪白」と呼ばれる人気モデルです。その名の通り雪原を彷彿とさせる真っ白な文字盤が美しく、ブルースチールの秒針がスプリングドライブ特有の優雅な秒針の動きを見せてくれる逸品です。
また表面的な美しさだけでなく、クォーツ式とメカニカル式のメリットを合わせ持ったムーブメント・スプリングドライブ式を採用していることで人気を博しています。
以上のような人気要素から、「スプリングドライブ SBGA211」の資産価値は現在上昇傾向にあります。
6:SBGN001 25周年記念モデル
「SBGN001 25周年モデル」は、グランドセイコーのオリジナルムーブメントである9Fクォーツの25周年を記念して作られた限定モデルです。
イエローの差し色が鮮やかな文字盤デザインの人気もあり、買取ニーズが上昇している資産価値の見込める逸品といえます。
7:クォーツ ヘリテージコレクション SBGV225
「クォーツヘリテージコレクション SBGJ225」は、グランドセイコーが誇る高精度ムーブメント・9Fクォーツが採用された機能性の高いモデルです。
定価が30万円弱とグランドセイコーの中でもお値打ち価格であるのに対し、発売から4年が経っても、10万円台をキープしています。これは、資産価値が安定しているといえるでしょう。
8:SBGX075 誕生50周年記念
「SBGX075 誕生50周年記念」は、グランドセイコー誕生50周年を記念した限定モデルです。
シンプルなシルバーの文字盤にゴールドの獅子のロゴが映える特別感溢れるデザインが人気で、買取価格が上昇しつつあります。
グランドセイコーの資産価値の目安
グランドセイコーの資産価値の目安となるのは、その希少性です。期間限定の少量生産モデルであったり、アンティークであったりすることでよりニーズが増し、資産価値も高くなります。
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グランドセイコーの中でも資産価値が高めのモデルを探そう
ここまでグランドセイコーの中でも資産価値が期待できるモデルや、グランドセイコーの持つ特徴などについてまとめてきました。
グランドセイコーの資産価値の目安としては、限定モデルであるということやアンティークであることなどが、より一層希少性を高める要素となります。グランドセイコーの売却を考えている方は、記事を参考にしながら資産価値が高めなモデルを選んでみましょう。
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