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レアな一万円札の特徴は?旧紙幣の聖徳太子・福沢諭吉の買取相場も紹介

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2024.2.5

「手元に旧一万円札があるから売却したいけれど、価値ってどれくらいあるの?」
「レアな一万円札を集めたいんだけれど、どういったものがレアなの?」
「レアな一万円札の買取相場っていくらくらい?」
このように旧一万円札の価値について知りたい、高額で売却したいという方は多いのではないでしょうか。

この記事では希少価値の高い旧一万円札にはどのような種類があるのか、現行の一万円札と似た旧一万円札との違いなどについての情報を紹介しています。

希少価値の高い旧一万円札の特徴を知っていれば、売却する時により高額で売却できるようになります。

数の少ないレアな旧一万円札をお持ちの方は買取相場を参考に、高額で買い取ってくれるところを探してみましょう。

 

旧一万円札の種類とは?

旧一万円札の種類とは?

旧一万円札には聖徳太子のものと福沢諭吉のものの2種類があります。

聖徳太子のものは人物が違うため見分けがつきやすいですが、福沢諭吉のものは現行のものと基本は同じであるため、見分け方を知っておくとよいでしょう。

それぞれの特徴について紹介します。

 

聖徳太子の旧一万円札

聖徳太子が描かれた旧一万円札は昭和33(1958)年12月1日~昭和61(1986)年1月4日まで発行されていました。

聖徳太子が表面、彩紋が裏面に描かれており、C号券と呼ばれています。C号券には他にも五千円札、千円札、五百円札があります。

 

出典:お札の基本情報~過去に発行されたお札~|独立行政法人 国立印刷局

福沢諭吉の旧一万円札

福沢諭吉が描かれた旧一万円札は昭和59(1984)年11月1日~平成19(2007)年4月2日まで発行されていました。

福沢諭吉の写真が表面に印刷されており、日本の国鳥「きじ」が裏面に描かれています。現行のものとのわかりやすい違いは、現行のものは裏面に鳳凰が描かれているところです。

福沢諭吉の旧一万円札はD号券と呼ばれており、D号券には他にも五千円札と千円札があります。

 

出典:お札の基本情報~過去に発行されたお札~|独立行政法人 国立印刷局

レアな一万円札の特徴

レアな一万円札の特徴

旧一万円札の価値は基本的には額面通りの価値になりますが、その中でも印刷がずれていたり、記番号の部分に特徴があったりするものであれば、価値が高くなる可能性があります。

ここでは、レアな一万円札の特徴を紹介します。

 
  • AA券・ZZZ券のもの
  • 印刷がずれているもの
  • サンドイッチ番号になっているもの
  • ゾロ目になっているもの
  • 福耳紙幣のもの
  • キリ番になっているもの
  • 階段のように数字が増えているもの

 

1:AA券・ZZZ券のもの

表面の左上と右下に印刷されている記番号は、アルファベットと数字の組み合わせになっています。最初に1文字か2文字、最後に1文字のアルファベットが入り、間に六桁の数字が入っています。

アルファベットがAだと記番号の最初に製造されたもの、Zだと最後に製造されたものという意味で、希少価値の高いレアな一万円札といえます。

AA券の方が高値が付きやすく、間に挟まれる数字が000009など若い番号であれば、さらに価値は高くなるでしょう。

 

出典:お札に関するよくあるご質問|独立行政法人 国立印刷局

2:印刷がずれているもの

一万円札の表面や裏面の印刷がずれているものは、エラー紙幣と呼ばれています。

一般的に流通しないものですが、印刷が全体的にずれていたり他の図柄と重なっていたりするものがは、チェック漏れなどで世の中に出てしまっているため、その価値は高くなります。

 

3:サンドイッチ番号になっているもの

一万円札の表面に印刷されている記番号が、同じ数字で挟まれている番号のことをサンドイッチ番号といいます。

例えば「A100001A」のような並びのことです。サンドイッチ番号として価値がある記番号は一桁目と六桁目が同じ番号であること、二から五桁が同じ番号であることが条件となります。

 

4:ゾロ目になっているもの

表面に印刷されている記番号の数字が、六桁とも同じ数字のゾロ目になっていると、レアな一万円札として価値が高まります。

六桁全てが同じ数字なだけでもレアですが、その中でも777777のラッキー7だとさらにその価値は高まるでしょう。

 

5:福耳紙幣のもの

紙幣は紙を重ねて、まとめて裁断しています。この時に中で紙が折れ曲がっていたまま裁断されたり、切れ端が残ってしまったりしたものを福耳紙幣といいます。福耳紙幣もエラー紙幣の1つです。

基本的には流通しないものですが、チェック漏れなどで流通してしまったため、価値の高いものになります。

 

6:キリ番になっているもの

一万円札の表面に印刷されている記番号が「100000」や「000001」になっているキリ番も、レアな一万円札として価値が高いものになっています。

ゾロ目になっている記番号より価値が低くなりますが、珍しい番号のため、人気が高いレア紙幣です。

 

7:階段のように数字が増えているもの

「123456」や「456789」など、階段状に数字が増えているものも、レアな一万円札として価値が高まります。

階段状になっていれば、どの数字からスタートしていても価値は認められます。未使用のものであるとその価値はさらに高くなるため、なるべくきれいな状態のものであるとよいでしょう。

 

日本の紙幣流通の歴史と現在

江戸時代初期(1610年頃)

日本で最初の紙幣とされる「山田羽書」が伊勢山田地方で流通。これはおつりとして使われ始めた縦長の証書で、約250年間流通。

 

明治元年(1868年)

日本初の政府紙幣「太政官札(だじょうかんさつ)」が発行。しかし、デザインが単純で偽造が多く、流通が進んでいませんでした。

 

明治14年(1881年)

「改造紙幣(かいぞうしへい)」として初めて肖像入りの紙幣(1円札)が発行。肖像は神功皇后で、印刷局の女性工員がモデル。

 

昭和33年(1958年)

聖徳太子が描かれたC号券一万円札が発行。裏面には彩紋が描かれ、偽造防止のための記番号が表面の上下左右に記されていました。

 

昭和59年(1984年)

福沢諭吉が描かれたD号券一万円札が発行。裏面には国鳥「きじ」が描かれ、偽造防止技術が強化された。

 

平成16年(2004年)

福沢諭吉が描かれたE号券一万円札が発行。偽造防止技術としてホログラム加工が施され、視覚障害者用の識別マークが追加されました。

 

令和6年(2024年)

新一万円札が発行予定。渋沢栄一が肖像画に使用され、裏面には東京駅が印刷されます。新たな偽造防止技術が導入され、ユニバーサルデザインが採用される予定となっています。

 

紙幣のデザイン変更は主に偽造防止のためであり、紙幣には分類のための記号が記されています。現在までに発行された歴代の一万円札には、聖徳太子と福沢諭吉の肖像が使用されています。

 

レアな一万円札の買取相場

レアな一万円札の買取相場

特に目立った特徴のない旧一万円札の買取相場は、額面通りとなることが多く、現行の一万円札と似ている福沢諭吉の旧一万円札は、美品なだけでは価値がでません。

そのため、エラー紙幣やレア紙幣であることが、買取額を上げるために大切なことになります。聖徳太子の旧一万円札と福沢諭吉の旧一万円札の買取相場を確認しながら、どういったものが高額になるのかを知るための参考にして下さい。

 

聖徳太子の旧一万円札の買取相場

聖徳太子の旧一万円札は、比較的新しい紙幣のため現存している数が多く、現在も使用できることから、あまり高額の買取価格にはなりません。

未使用できれいなものやゾロ目など、希少価値の高いものであれば買取金額は上がります。そのため、どういった特徴を持っていると価値が高くなるのかを理解しておきましょう。

 

1:未使用

聖徳太子の旧一万円札で未使用の場合、約10,000円~25,000円が買取相場です。

また、聖徳太子の旧一万円札には前期と後期の2種類あり、記番号のアルファベット部分でどちらなのかを見分けます。アルファベットが一桁であれば前期、二桁であれば後期となります。

前期の未使用のものであれば約10,000円~25,000円、後期の未使用のものであれば約10,000円~12,000円でしょう。

 

2:使用済み

使用済みの聖徳太子の旧一万円札は、美品であれば価値は付きますが、それ以外の場合は額面通りとなってしまうでしょう。

そのため買取を考えている時は、なるべく美品のものを選ぶようにしましょう。ただし、なるべくきれいにして買取に出そうと手入れをすると、傷などが入ってしまい、価値が下がってしまう可能性があります。

少しでも高値で売りたいと思っても、手入れすることは避けた方が良いでしょう。

 

3:ゾロ目・連番

額面通りになることが多い聖徳太子の旧一万円札ですが、ゾロ目や連番だと希少価値が高くなります。

また「123456」などの階段状になっているものも希少価値が高く、さらに美品であれば高額になるでしょう。

 

4:通し番号が一桁

記番号が「000001」などの一桁の場合も、希少価値が高くなります。記番号が一桁なのは、アルファベットや記番号の色の組み合わせで最初に製造されたという番号のため、買取金額は高くなる傾向があります。

同じように美品の方が買取金額は高くなり、買取相場は約5~10万円でしょう。

 

福沢諭吉の旧一万円札の買取相場

福沢諭吉の旧一万円札は現行の一万円札と似ていますが、裏面にきじが印刷されているものです。

現在も使用することができますし、最近まで発行されていたため、現存している数も多くあります。額面通りの価値となることがほとんどですが、レアなものであれば高額買取も期待できるでしょう。

どういったものが高額買取されるのか紹介します。

 

1:未使用

福沢諭吉の旧一万円札で、未使用の場合の買取相場は約10,000円~12,000円でしょう。

現存している数が多いため、レア紙幣やエラー紙幣ではない福沢諭吉の旧一万円札を買取する場合は、未使用であることが大切です。

 

2:使用済み

使用済みの福沢諭吉の旧一万円札の場合は、額面通りの買取金額となるでしょう。

現存している数が多いため、やはり使用済みの場合は額面以上に価値を出すことは難しくなります。記番号に特徴があったり、印刷にエラーがあったりなどの珍しいものでなければ、買取に出すのはおすすめできません。

 

3:ゾロ目・連番

紙幣の表面に印刷されている記番号が「111111」となっているゾロ目や、「123456」などの階段状に数字が並んでいる連番であれば、福沢諭吉の旧一万円札でも高額の買取金額となる可能性があります。

ゾロ目は「777777」などの縁起の良い数字が並ぶと、さらに希少価値が高くなり買取金額も高くなります。また、美品であることも大切です。

買取相場は約1万~10万円になるでしょう。

 

4:通し番号が一桁

記番号が「000001」は市場に出回ることはあまりないため、その価値はとても高くなります。「000001」でなくても一桁のものは希少価値が高く、買取相場も高額です。

他のレア紙幣と同じように美品であれば、さらに価値は高くなるため、保管する時は折りや汚れがつかないように気を付けましょう。

福沢諭吉の旧一万円札で、記番号が一桁の場合の買取相場は約1万円~10万円となります。

 

レアな一万円札売却時の注意点

レアな一万円札を売却する際の注意点

レアな一万円札を売却する際はいくつか注意する点があります。

美品であることが大切なため、持ち運びには十分に注意しましょう。折れたり、汚れたりしないようにしっかりと保護してくれるものに入れて運ぶなどの、工夫が必要です。

また、売却するお店は古銭鑑定技術を専門にしている人がいるところにすると、正確に鑑定してもらえるため、高額の買取金額になる可能性があります。

同じ価値のあるものでも実店舗があるところと、店舗を持たずに宅配買取をしているところでは人件費やテナント料が入らないため、買取金額に違いが出ることもあります。

きれいな状態で、専門の鑑定士に買取をお願いするようにしましょう。

 

グッドディールでは積極的に古銭や旧紙幣の買取を行っております。全国出張買取対応、査定料・買取料はかかりませんので、まずはお気軽にご相談ください。
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レアな一万円札を見分けよう

レアな一万円札を見分けよう

旧一万円札には市場に出回っている数が少ないレアな番号のものや、印刷ミスによる貴重なものもあります。

レアな旧一万円札であれば価値は高くなり、買取価格も高価になります。価値の高いものがどういった特徴を持っているのかを把握して、レアな旧一万円札を探してみましょう。

グッドディールでは古銭や旧紙幣など価値のあるものを適性な価値判断のもと、査定・お買取りさせていただきます。古銭や旧紙幣の価値を知りたい、コレクションを売却したい方はぜひグッドディールへ!

 

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