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「懐かしい62円切手が出てきたけど、これはいつ頃使っていたものだろう?」
「使っていない62円切手は、別の切手に換えられるのかな?」
「切手を買取ってもらうことはできるの?」
引き出し中から62円切手を見つけて懐かしく思ったり、要らない切手をどう処分しようか迷ったりしている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、62円切手がいつからいつまで販売されたものなのか、普通切手以外の種類があるのか、使わなくなった切手の活用法について紹介します。
この記事を読むことで自分に合った切手の処分方法を見つけることができるでしょう。
62円切手に興味がある方、持て余している切手の処分を考えている方はこの記事をチェックしてみてください。
日本で最初に切手が発行されたのは1871年(明治4年)です。その後、新郵便法が施行され、郵政省が創設された1949年(昭和24年)には、はがきを2円で送ることができました。
切手やはがきの郵便料金は、物価の上昇や消費税率の引上げなど時代の流れに応じて値上げされており、第二種郵便物(はがき)の郵便料金は、近年、以下のように移り変わっています。
今回は、2017年から発売された62円切手について紹介します。
出典:消費税率の引上げに伴う定形郵便物等の上限料金の改定について|総務省
2017年に日本郵便が行った郵便料金改定によって、はがきの郵便料金が52円から62円に大幅に値上げされました。
この改定に伴い、同年5月15日から新しい62円の普通切手と郵便はがきが発売されました。なお、それまで使われていた52円の切手・はがきは、同年5月31日をもって販売終了となっています。
出典:新料額の普通切手及び郵便葉書の発行等|日本郵便株式会社
2019年10月、消費税の税率が10%に引き上げられたのは記憶に新しいのではないでしょうか。その際郵便料金にも改定があり、はがきの郵便料金は62円から増税分を反映した63円に変わりました。
この改定によって新料金の切手・はがきが販売されることとなったため、それまで使用されてきた62円の普通切手・郵便はがきは、2019年9月30日をもって販売が終了されました。
出典:消費税率の改定に伴う郵便料金等の変更|日本郵便株式会社
未使用の62円切手を活用するには、いくつかの方法があります。
ここでは、新しい切手へ交換する方法、そのまま使う方法、そして買取に出す方法の3つの活用法を紹介していきます。手元に62円切手が余っているという方は参考にしてみてください。
不要になった切手を郵便局に持って行っても、現金での返金はしてもらえません。
ただし、未使用で汚れたり破れたりしていないものであれば、所定の交換手数料を支払うことで別の切手やはがき、レターパックの封筒、郵便書簡(ミニレター)などに交換してもらうことができます。
切手の交換にかかる手数料は、1枚につき5円です。ちなみに、10円未満の小さな金額の切手に関しては合計額の半額が手数料となります。
この手数料は現金で支払うだけでなく、手数料分を差し引いた金額の切手類に交換することもできるため、郵便局の窓口で相談すると良いでしょう。
郵便局では1円切手、2円切手、5円切手、10円切手などの小さな金額の切手も売っています。
手元の62円切手そのままでは郵便代が不足するという場合は、差額分の切手を追加で購入して一緒に貼って使いましょう。
前述の通り郵便局では不要な切手を現金に換えることはできませんが、買取業者や金券ショップなどに持ち込めば現金で買取ってもらえます。切手を持っていても今後使う予定がないという場合は、買取を利用して現金化するのも1つの手でしょう。
また、シート切手を買取に出すのであれば取り扱いに注意する必要があります。一般的な切手の買取相場はバラ切手で額面の50~60%程度、シート切手で80~90%程度とされており、シート切手はバラ切手より高く買取ってもらえる可能性があります。
シート切手の価値を下げないよう、周りの白いミミの部分も切り離すことなく、そのままの状態で査定に出すようにしましょう。
郵便局では普通切手以外に慶弔用の切手も販売しています。結婚式の招待状や喪中のお知らせなどに使ったことがあるという方もいるでしょう。
ここでは、2017年5月から2019年9月まで販売されていた62円切手の中から、慶事用と弔事用の2種類について紹介します。
慶事用切手は、結婚式の招待状や出産の報告などによく使われる華やかな色合いの切手です。そのほか入学や卒業など様々なお祝いの場面で使うことができます。
慶事用62円普通切手の絵柄は、扇面に梅文様です。当時販売されていた3種類の慶事用切手のデザインには祝意を表す松竹梅が取り入れられ、82円・92円の慶事用切手には、それぞれ竹・松の模様が描かれていました。
弔事用の切手はお葬式や法事の案内、喪中のお知らせなどで使用され、訃報を聞いた人が故人のご家族などにお悔やみの手紙を送る際にも使われることがあります。
弔事用62円普通切手は落ち着いたトーンの3色印刷で、細かな花文様が描かれています。同時期に販売されていた62円普通切手や慶事用切手などと同じく、切手デザイナーの貝淵純子さんによってデザインされました。
手紙を書き終わっていざ切手を貼ろうとしたときに、左右どの位置に貼ったらいいのか、何枚までなら一緒に貼ってもいいのか、悩んだ経験のある方もいるのではないでしょうか。
日本郵便では、機械での郵便物の仕分けに支障が出ないように、基本的には「縦長にしたときに左上」になる位置に切手を貼ることを推奨しています。これは、横長の封筒・はがきでいうと右上の位置にあたります。
一方、1枚の封筒・はがきに貼れる切手の枚数については特に制限は設けられていません。とは言え、手紙を受け取った相手に不快な印象を与えることのないよう、適度な量にとどめておいた方が良いでしょう。
郵便料金の改定によって販売が終了してしまった62円切手ですが、現在でも使用することができます。
足りない分の切手を追加購入すればそのまま使用できますし、手数料を払えば郵便局で別の料金の切手に交換することも可能です。最近はメールやSNSを使っているため切手は必要ないという人は、買取を利用して現金化するのも良いでしょう。
この記事を参考に、自分に合った62円切手の活用法を見つけてみてください。
【その他買取ジャンル】
美術品・絵画・茶道具・掛軸・珊瑚・お酒・陶器・楽器・食器・キーケース・手帳・スーツ・靴・洋服・帽子・傘・ベルト・ライター・おもちゃ・家具・楽器なども対応しております。
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